生きる目的を示す映画「リーディング」

エドガー・ケイシーは、14000件以上のリーディングを実施した。彼は催眠状態に入りながら、病気の原因とその治療法を正確に解き明かす。そして、その治療法を実際に行うと、見事に治癒したと言う。その膨大な記録は米国のARE財団が管理していて、その有効性の検証をしている。そして、AREではその記録を利用して、ケイシー療法として様々な疾病の治療に実績を残しているという。そのドキュメンタリー映画として「リーディング」という映画が日本で作られた。ケイシー療法で実際に疾病を治癒させた日本人がインタビューに答えている様子も紹介されている。今、白河のシネマナナハチで公開中だ。

エドガー・ケイシーがリーディングして確立したケイシー療法は、当時の医学レベルではその有効性が確認されていなかった。しかし、最先端の現代医学においては、そのエビデンス(科学的根拠)が次第に明らかにされつつあるのだから驚きである。過去世におけるカルマ(業)までもリーディングすると言うと、オカルトだと思われがちであるが、けっしてそうではない。あくまでも科学的に正しい療法であることが判明して、実際に多くの医師までもその有効性に確信を持っている。そして、そのケイシー療法を取り入れているクリニックも少なくない。

エドガー・ケイシーは、ホリスティック医学の生みの親とも言われている。現代においてホリスティック医学は一般化していて、西洋医学で治癒させられない原因不明の疾病を見事に治癒しているケースが多々あるが、エドガー・ケイシーがその先駆者である。ケイシー療法は、人間とその疾病を統合的に観察して、その原因を解明する。そして、人間の悪い一部分だけを治すのではなく、人間全体におけるアンバランスを調整して完全なる治癒を実現する。西洋医学は対症療法が主になるが、ケイシー療法は完治させることを目指す。

ケイシー療法では、西洋医学では原因不明で難治性の疾病までも治す。アトピー性皮膚炎や乾癬までも改善する。乾癬の一因は食べ物にあるとして、茄子科の野菜を一切摂取しないと、見事に改善するという。茄子、トマト、ピーマン、ジャガイモなどを食べないで、他の野菜を摂取していると症状が良くなるらしい。統合失調症の原因は、背骨の歪みにあると主張する。特に仙骨と尾骨の歪みがあると、松果体の異常が起こり、幻聴や幻覚が現れるという。発症して1年以内の統合失調症であれば、仙骨と尾骨の歪みを調整すると改善するというから不思議である。

ケイシー療法は、食生活を含めた生活全般を見直すことが主となる。野菜中心の食事にして、肉類や乳製品を摂取しないようにする。炭水化物の過剰摂取を避ける。特に小麦粉をあまり摂らないようにする。さらに、体温を上げる為にヒマシ油を用いた温湿布をする。そして、心をリラックスさせる。血液とリンパ液の循環を滞らせないようにして、毒素を排出させ、酸素供給能力を高める。身体を酸性化することを防ぎ、アルカリ性に保つ。消化吸収能力を高め、適度な栄養摂取に務める。こうすると腸内環境が改善し、自己免疫力が高まり、殆どの疾病は自然治癒するのである。

エドガー・ケイシーはある日に、大変なことをリーディングする。過去世におけるカルマ(業)が病気の原因だということを主張するのである。敬虔なクリスチャンだったケイシーは、キリスト教では認めていない輪廻転生の存在を主張する訳にはいかないのである。悩んだ末に出した結論は、キリスト教の教義よりもカルマ説を選ぶということだった。この過去世や現世のカルマを克服することで病気を治すことに繋がると言い始めたケイシーに対して、教会関係者や熱心なクリスチャンたちは反発を強めたと思われる。それでも、カルマ克服を実現して、難治性で原因不明の病気を治していくケイシーに対する世間の信頼は高まったに違いない。

カルマ(業)を克服するには、赦し、感謝、愛が必要だとケイシーは説いた。カルマを乗り越えて法(ダルマ)=真理を獲得することが人間の生きる意味ではないかとも考えた。そして、法(真理)を得るには「愛」が必要だとも説いた。それも、求める愛ではなく与える愛だとも。愛を求めていても愛は得られず、愛を与えることで愛が得られるというのである。カルマを持つこだわりの自分を赦し手放して、空いている心に神を満たすとも言っている。よこしまな心が入り込まないようにするというのである。そして、カルマを克服し法を得て、自分自身が「人々を祝福する水路」にならなければならないとケイシーは主張している。これこそが、人間の生きる目的であると我々に示してくれたのである。

 

※映画「リーディング」は、白河市内のシネマナナハチで、毎日2回午前中と夕方上映しています。検索エンジンで「シネマナナハチ」と入力すると、場所と上映時刻が表示されます。この映画をご覧ください。難病や原因不明の病気で悩まれている方は、是非ともご覧いただきたいと思います。

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