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イスキアの郷しらかわの活動・運営方針

1.重篤な心身の疾病を抱えていて、医療機関による様々な治療でも改善の兆しも見られず、どうして良いのか途方に暮れていらっしゃる方と、その保護者&家族をサポートいたします。

➀現代医学における、手術・放射線・投薬(化学療法)などでは効果が認められない、またはこのような最先端治療を受けたくないという方に、別のアプローチで癒す方法を提案させてもらっています。

➁精神疾患を患い長期間の治療でも一向に良くならない、または医学的なアプローチを望まないという方にも、精神疾患の本当の原因と治らない科学的根拠を説明させてもらいます。

2.不登校。ひきこもりの状況にある当事者、そしてその保護者への支援と相談をさせてもらいます。

➀不登校・ひきこもりの当事者への各種の支援をさせていただきます。脳科学、神経学、細胞学、免疫学、システム思考、形而上学の観点から、どうして不登校・ひきこもりの状態に陥らざるを得なかったのかを説明します。

➁不登校・ひきこもりの本当の原因を理解してもらったうえで、社会復帰の為のトレーニングと乗り越える方法について共有します。

➂心身のフリーズ・シャットダウンを溶かすソマティックケア(ソフト・マッサージ・ケア)の方法を学びます。

3.森のイスキアの佐藤初女さんをリスペクトしていて、同じような活動を目指している方、または現在において初女さんのような活動を開始しているけど、悩みや壁を感じている方をサポートさせていただきます。

➀佐藤初女さんがどのようにして、多くの人々を癒して差し上げたのかを説明します。
➁佐藤初女さんの傾聴と共感について学びます。
➂初女さんが根底にした形而上学を学びます。

4.社会貢献活動や公益活動、ボランティア活動などを頑張っている方、または家事・育児をワンオペで頑張り過ぎていて、疲れ切っている方々にリトリート・リフレッシュの体験をサポートさせてもらいます。

➀自然体験や神社・仏閣・パワースポット巡りをして、リフレッシュします。

➁テラヘルツ岩盤浴を受けてもらうと共に、ソマティックケアを受けて、心身を癒す実践法を学びます。

5.かけがえのない大切な人を失って、悲しみが癒えず生きる気力や勇気まで失ってしまい、立ち上がれずにいらっしゃる方を支援させていただきます。

➀グリーフケアを実施します。
➁自然体験・パワースポット巡りをしながら、心身を癒します。
➂滝めぐりツアーでリフレッシュします。

 「イスキアの郷しらかわ」の紹介

「イスキアの郷しらかわ」は、森のイスキアを主宰されていらっしゃいました佐藤初女さんのように活動したい、または活動を始めている方々をサポートする施設として立ち上げました。農家民宿などに宿泊しながら、佐藤初女さんのような活動をするにはどうしたら良いのか、どのようにすれば心身を病んでしまい元気をなくしてしまわれた方を癒してさしあげられるのか、今までの具体的な事例を上げながらお伝えしています。

 どうしてメンタルを病んでしまったのか、基本的な科学的根拠を提示させてもらいます。最新の脳科学、精神医学・心理学などを駆使して、原因と回復のための理論について説明させていただきます。愛着理論ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)などの心理学や神経学に基づいた最新の医学的知見についてもお伝えしています。また、原因不明の要支援者をどのようにして社会復帰してもらうのか、支援方法についても詳しくお伝えします。

★「森のイスキア」と佐藤初女さん

森のイスキアとは

弘前市の岩木山の麓に「森のイスキア」という施設があります。佐藤初女さんという方が開設して運営されていました。この宿泊施設は、都会で様々な事情で心が折れて、精神的な疾病により心が参ってしまった方や重い病気で心身共に疲れてしまった方々が訪れるところでした。あまりにも悲惨な目に遭い、もう生きるのが嫌になってしまい、死んでしまいたいと思うような方がいらっしゃることもありました。

佐藤初女さんのおもてなし

そのような方々を佐藤初女さんは優しく出迎え、心尽くしの料理でもてなします。特別なご馳走で歓待する訳ではありません。どこにでもあるような田舎料理が食卓に並びます。ただし、調理の仕方はこだわっています。彼女の口癖は「面倒くさいと言うのが嫌い」と言っているように、ひとつひとつの料理を、なるべく手をかけて心を込めて作るのです。野菜の皮を剥くのに、ピーラーはけっして使わず、包丁だけを使って、ていねいに皮を剥きます。野菜を切るときも、ひとつひとつの大きさを切り揃えることにこだわります。何故なら、大きさが違うと熱が均等に伝わらずに、食べたときの歯ごたえや歯ざわりが違うから、味覚が微妙に違うからです。それだけ、食べる人の気持ちになりきって料理するのです。だから、食べた人がその真心がこもった料理に感動するのです。野菜に熱を加える時は、こだわりが強いです。一番美味しく茹で上がる時間は、野菜が教えてくれると言います。出来上がった料理が、美味しいのは勿論ですが、食べた人を元気にするのは当たり前です。

癒される人々

心が折れてしまった方々に対して、佐藤初女さんは特別なカウンセリングする訳でもなく、適切なアドバイスをすることもしません。ただ黙って寄り添い、訪れた方々がひとりでに話し出すのを待つだけです。佐藤初女さんの前にいると、悲しみや苦しさを安心して吐き出せると言います。そして、自分の悲惨な境遇を話して、自分の話が佐藤初女さんに傾聴され共感されるうちに、解決策を自分で見出すようになると言います。何日か泊まって佐藤初女さんの心こもった料理を食べて、対話しているうちに、少しずつ元気になり都会に戻る勇気が与えられるそうです。詳しくはブログ「佐藤初女さんが人々を癒せた訳」に記しました。

自殺願望の人を救う奇跡のおむすび

ある時、心が疲れて生きる希望もなくなり、もう死んでしまいたいという自殺願望の方が森のイスキアを訪れます。宿泊もせずに帰ると言い張るその方に、佐藤初女さんは心を尽くしたおむすびを持たせ、帰る列車の中で食べなさいと言って送り出します。帰宅する列車の中で、おむすびを食べようとしたその人は、とても驚きます。食べる時に温かいようにと、タオルで優しくくるんでありました。そして、食べた時の感触と言ったら、今まで食べたことのない優しい食感で、口に入れたとたん自然とほどけるほどの握り方でありながら、崩れることのないしっかりした握り方。こんなおむすびは初めての経験。塩味も最高。こんなにも食べる人の気持ちに成りきったおむすびを、こんな自分の為に作ってくれるんだと感激したそうです。愛情たっぷりのおむすびを食べて、その方は涙が流れて仕方なかったと言います。そして、こんな素晴らしいおむすびを握ってくれることが有難く、世の中は捨てたもんじゃないなと思い、また生きてみようと思い直したそうです。佐藤初女さんのおむすびは、奇跡のおむすびと呼ばれています。

多くの善意から生まれた森のイスキア

この「森のイスキア」は多くの方々の寄付によって、建設されました。また、地域の大勢のボランティアが運営のお手伝いをしています。つまり、多くの方々の善意によって、この施設が運営されているのです。森のイスキアという名前は、イスキア島の伝説から名づけられたそうです。偶然にも、イスキア島とこの森のイスキアの緯度は、まったく同じだったことが、設立された後で解ったそうです。さらに、イスキア島には、温泉があります。この森のイスキアも温泉が湧き出ています。共通点がこんなにもあるというのは、偶然ではなく必然だろうと考えている人が大勢います。

イスキアの郷しらかわの命名

イスキアの郷しらかわは、森のイスキアの佐藤初女さんをリスペクトして、初女さんに少しでも近付きたいと名づけました。弘前は遠い場所にあるために、西日本の方々は訪問しにくいですし、度々訪れるのは大変です。また、森のイスキアは冬期間は積雪により休館します。首都圏から近い白河市だからこそ、一年を通じて皆様方をサポートできるので、少しでも佐藤初女さんのご遺志を繋ぎたいと思い、イスキアの名前をお借りして開設することにしました。

向かって左側にいるのが私です。20年前に森のイスキアを訪問して、歓談させていただいた時のツーショットです。優しくてほんわかと包んでくれるような雰囲気を持った、とても素敵な方でした。初女さんの作られた料理もご馳走になりましたが、なんの変哲もない田舎料理でしたがほんとに美味しくて、心がやすらぎました。初女さんの作られるような料理を作りたいと思っています。食べる人を癒すことが出来る優しくて思い遣りのある料理を目指しています。

2016年2月に佐藤初女さんは永眠されました。その後、森のイスキアを引き続き運営される後継者は出てきていません。ましてや、全国でも同じように心が折れた方々を救う施設は開設されていないようです。イスキアの名前をつけた各施設はあるようですが、森のイスキアのような施設はできていません。少しでも、佐藤初女さんのような活動をサポート出来ればと思い、このイスキアの郷しらかわを運営しています。是非、ご利用ください。

イスキアとは?

イスキア島のこと

イスキアとは、地中海に浮かぶ南イタリアの島『Ischia』のことで、風光明媚な島で、観光業と漁業が盛んなリゾート地です。ナポリから船で1時間程度の場所にあり、多くの観光客が年間を通じて訪れています。

イスキア島の伝説

昔々、あるナポリの大富豪の長男で、聡明で何をさせても万能で、スタイル抜群で若きハンサムボーイがいました。父親が経営する多くの企業の後継者としても将来が約束されていましたし、経営能力も高く、性格も温和で人間性も素晴らしい若者でした。故に多くの人々から信頼され好かれていたということです。彼は何不自由なく暮らしていて、天賦の才能もあり、望むものはすべて与えられていましたが、ただひとつだけ不足していたものがあったのです。

それは、将来を誓う恋人であり伴侶でありました。付き合っている女性は居ませんでしたが、幼い頃から思いを寄せていた聡明で美しい魅力的な女性がいたのです。しかしながら、もし断られてしまったらどうしようと思い、相手の気持ちを確かめるのが怖くて、なかなか告白することが出来ませんでした。しかし、ある月の夜にボートで海に出て、彼は彼女に勇気を振り絞って愛を告白しました。そうすると、彼女もまた彼をずっと前から愛していることを告げたのです。彼は、不足していた最後のひとつも手にして、すべてのものを手に入れたのでした。

望むものをすべて手に入れた若者は、幸福感の絶頂に到達したのですが、その幸福感は長く続くことはなかったのです。不思議なことに、すべてを満たされた若者は、とたんに元気を失ってしまうばかりか、生きる気力までも失って、外出も出来ずに毎日家庭に引きこもってしまったのです。まるで、廃人のような暮らしぶりになってしまったのですから、幸福の絶頂から不幸のどん底に突き落とされてしまったかのようです。このままではいけないと思い、転地療法として、幼い頃に遊んだ記憶を辿り、別荘がある地中海に浮かぶ火山の島イスキア島に行くことにしたのです。

イスキア島にやってきた若者は、毎日何もせずボーっとしながら暮らしていましたが、島の豊かな自然に触れているうちに、少しずつ変化してきました。さらに、大富豪の息子だといっても特別扱いすることなく、ごく普通に付き合ってくれる島の住民たちと心の交流もするようになり、漁民に誘われるままに、一緒に漁に出て魚を取る日常を過ごすようになりました。毎日、朝から晩まで漁民たちと真っ黒になり漁に出ているうちに、少しずつ元気を取り戻したそうです。やがてすっかり元気になった若者はナポリに戻り、婚約者と結婚して子どもにも恵まれ、父親から会社を引き継いで、幸福で充実する人生を過ごしたそうです。

イスキアでメンタルが癒される訳

1.どうして人はメンタルを病むのか?

人それぞれメンタルを病むのには様々な要因があります。その要因は、人によって異なります。学校や職場でのいじめ、パワハラ、セクハラ、モラハラ、不適切指導などの外因によるもの。乗り越えることの出来ない苦難困難、それも自分の努力では解決するのが不可能なことであれば、誰だって心が折れます。特に男性は、仕事上の問題からメンタルを病むことが多く、女性は家族とその関係性によって心を病んでしまうことが多いようです。
しかも、メンタルを病んでしまう人は、心優しい人です。他人に対して、非常に気を遣い過ぎるというか、他人の気持ちを思いやる気持ちが強いこともあり、自分を責めたり否定したりすることが多いのです。このような事態が起きたのは、自分のせいだと思い込んでしまうのです。他人からも否定され、自分でも自分を否定し、自分なんて価値のない人間だ、この世から消してしまいたいと思ってしまうのではないでしょうか。

2.メンタルを病む本当の原因

上記に挙げたメンタルを病む要因は、実はあくまでもきっかけであり、下記に記したことに真の原因があります。

(1)愛着障害とHSP(神経学的・心理社会適応的過敏症)

社会に対する不適応やHSPになってしまうそもそもの原因は、『愛着障害』または『不安型愛着スタイル』にあります。不登校やひきこもりの状態に追い込まれている本当の原因は、愛着障害を抱えているからなのです。ここでいう愛着というのは、主に親子または夫婦などの家族関係における愛情の相互関係です。家庭が家族崩壊や機能不全家族に陥っていて、お互いの関係性が希薄化または劣悪化した為に、健全な愛着が結ばれていない状態が愛着障害です。

長年、不登校やひきこもりの家族を支援して感じるのは、その当事者の両親の関係性が非常に悪いという事実です。一見すると仲の良いご夫婦に見えるのですが、実は豊かな愛着が感じられないのです。互恵的共存関係が築けていなくて、単なる同居人という関係になっています。夫婦というのは、お互いに対する共感的態度や慈悲の心が溢れているべきなのですが、もはや空気のような存在になっているケースが殆どです。これでは、妻は寂しいし夫に心から頼れないのです。妻にとって夫は安全基地であるべきですが、妻を守るべき存在になっていません。当然、妻は一人で不安・恐怖感にさいなまれています。孤独感を抱えて生きています。この孤独感・不安感・恐怖感が子どもにも伝播していますし、母親が子どもの安全基地になりえていないのです。離婚している家庭も多いですし、仮面夫婦を演じいるケースも少なくありません。

そうなってしまう要因のひとつが、夫が発達の凸凹があるというケースが多いのです。空気が読めない、共感できない、コミュニケーションが上手く行かない、冗談が通じなくユーモアが解せない、家庭内に笑いがなく暗い、そのような家庭で妻はカサンドラ症候群になり不定愁訴を抱えています。これでは、子どもが愛着障害を抱えるのは当然です。

こういう状況の中で、安全基地を持たない子どもは愛着障害を起こして、メンタルを病んでしまうことになります。また、摂食障害、強迫性障害、妄想性障害、パニック障害、PTSD、パーソナリティ障害、発達障害、自閉症スペクトラムなどの症状を呈することが多いのです。そして、この愛着障害から起きたメンタル障害は医学的治療を受けても改善しないケースが殆どです。

また、メンタルを病んでいる人に多いのがHSPです。神経学的過敏や社会適応的過敏を抱えていることが多いのです。刺激的な光、音、匂いなどに過剰に反応します。周りの人々の態度や表情に過剰に反応してしまい、相手の気持ちを読みすぎてしまうことが多いようです。とても生きづらい生き方を強いられてしまいます。このHSPと愛着障害を併発してしまうことが多いのです。

そのために、いろいろな辛いことや悲しいことが起きた時に、トラウマ(心の傷)を抱えてしまい、それが積み重なっていきます。そして、そのトラウマの積み重ねが限界点を越えた時に、複雑性PTSDを発症してしまうのです。この複雑性PTSDは深刻ですし難治性があるだけでなく、二次的症状として発達障害の症状を起こします。または、うつ病や双極性障害、さらには統合失調症のような症状までも起こします。

ポリヴェーガル理論により、心身の不調が起きてしまう仕組みが分かりました。愛着障害が根底にあると、得体のしれない不安や恐怖感を抱えて生きています。そこに、自分の力では解決が極めて難しいし、誰も助けてくれない、生命の危険を感じるような事態に出遭います。そうすると、自分の命や心の破綻を守るために、古いタイプの迷走神経がニューロセプションを起こして、心身の遮断状態に陥ります。小動物が強い肉食獣に捕まった時に気絶したり失神したりしますが、この状態と同じように人間も精神の解離や離脱、心のシャットダウンとフリーズが起きてしまうのです。精神だけでなく、身体的にも血流障害やリンパの流れも滞り、各種の疾患が起きるのです。

複雑性PTSDとポリヴェーガル理論における迷走神経の暴走により、パニック障害、摂食障害、強迫性障害、妄想性障害、パーソナリティ障害などのメンタル障害が起きます。それだけでなく、難治性の身体症状として、原因不明の難聴、顔面神経麻痺、眼瞼下垂、顎関節症、線維筋痛症、原因不明の痛みとしびれ、めまい、各種免疫異常疾患、自律神経失調、過敏性腸症候群なども起きて、完治しない状態が長く続きます。

3.メンタルの障害から立ち直る道筋

(1)ポリヴェーガル理論を学び、愛着アプローチを受ける

まずは、自分に起きている心身の不調が、自分のせいで起たことではなくて、ポリヴェーガル理論で仕方のない防衛反応だということを認識します。つまり、心身の不具合が起きたのは、迷走神経が勝手に働いてしまい、自分の精神や命を守るために起きてしまった事態なんだと気づきます。そうすると、自分を責める必要もないし自分を否定することも過ちなんだと認識できます。そうすれば、そうやって心身の遮断をしてくれて自分を守ってくれた身体と心を誉めてあげられるし感謝することができます。このことを理解するだけで、安心することができて、シャットダウンから抜け出せるようになります。さらには、根底にある愛着障害を癒すことが可能となる、適切な愛着アプローチを受けます。そうすると、自分の中に安全基地が出来上がって、不安や恐怖からも解放され、シャットダウンから解けることが可能になります。

そのためには、臨時の安全基地となれる人と良好で信頼できる絆を結べる人が必要です。森のイスキアの佐藤初女さんのような人です。イスキアの郷しらかわでは、代表である舟木が臨時的な措置として、安全と絆を提供させてもらいます。

(2)心を開く・心を動かすために

一度メンタルを病んでしまわれた方は、心を閉ざしてしまいます。心を動かそうと思っても、心がどうにも動かないのです。または、歪んだメンタルモデルやドミナントストーリーが創り上げられているために、他人の助言や支援に耳を貸せなくなってしまうのです。その心を開いて動かすには、自然体験や農業体験が有効です。土と戯れ、自然と共生することで、硬くなって閉ざされた心が柔らかくなります。徐々に心が開き、動き始めます。グリーンツーリズムが心を癒すのに有効なのです。イスキアの郷しらかわで、自然体験や農業体験をすることで、脳の機能も含めた人体のシステムが動き始めます。

(3)自己マスタリーを実現する

自己を見つめ直し、自分の恥ずかしい自己を認め受け容れる、そして自我人格を徹底して糾弾すると共に慈しむことをします。そして、そのどん底から這い上がる体験を通して、自己マスタリーが実現します。そのプロセスを「イスキアの郷しらかわ」で学び実践します。そうすれば、しなやかでどんな時も心が折れない強い心を持てるようになります。

4)システム思考を学ぶ

この社会を構成する要素である人間が生きるうえでの正しい価値観である「システム思考」を学びます。全体最適と関係性重視を説くシステム思考の哲学は、宇宙の成り立ちや人間を生物学的に洞察したときにも当てはまる真理です。その正しい真理に則ったシステム思考を学び、生きるうえでの指針を獲得すれば、人間は迷いませんし、正しい道を歩むことができるのです。オランダの小学校では、このシステム思考を必須科目にしています。正しい真理に基づいた信念を「理念」と呼びます。正しい理念を持てば、メンタルを病むことはなくなります。イスキアの郷しらかわでは、システム思考を深く学ぶことができます。システム思考を身に付けると、生きる上での正しい理念を持てますから、二度と迷うことがありません。

※グリーンエグジット(緑の出口)とは?

GREEN EXIT(グリーンエグジット)とは、造語です。石田衣良氏の短編小説に『ブルーエグジット』という感動的な秀作があります。バイク事故で下半身麻痺になりひきこもりになってしまった若者と親の精神葛藤の物語です。ある日珍しく外出したいと言った息子と車いすで街に出ます。偶然にも見かけた書店でブルーエグジットという文字が書かれたポスターに目が止まり、ダイビング教室に入ります。ダイビングのトレーニングに没頭する息子、それを温かい目で黙って見つめる父親。初めての海でのダイビングで、潜水から海上に浮かび上がる海からの出口(ブルーエグジット)を通り抜けた時に、堂々巡りの人生を抜け出て、人生の本当の入り口を見つけた気がしたのです。詳しい内容は下記のブログで確認してください。

http://blog.canpan.info/inakagurasi/archive/413

 この小説のブルーエグジットを参考にして、グリーンエグジットという言葉を作りました。自分の本来の生き方という出口が見えなくて、迷い道をさまよい続ける方々が、グリーンツーリズムによってグリーンエグジットを見つけるためのサポートをしていきます。イスキアの郷しらかわで、グリーンエグジットを見つけませんか。

詳しいことは、問い合わせてください。丁寧にご説明いたします。

NEWS(新着情報)

2025.11.15更新

11月8日~11月11日の3泊4日の日程で、形而上学の研修会を開催いたしました。佐藤初女さんは、形而上学を元にして多くの病める人々を癒していました。心身を病んでいらっしゃる方に正しい道標を示して癒す為には、佐藤初女さんのように形而上学をしっかりと自分のものとして身に付ける必要があります。

今回の研修は修了しましたが、今後も随時開催してつもりです。ご希望の日程と日時になるべく対応させて頂きますので、お問い合わせください。

2025.7.9更新

青森市にある国内最大級の縄文遺跡として有名な『三内丸山遺跡』に行ってきました。前から一度行ってみたいとずっと願っていたことでしたが、ようやく実現出来ました。やはり、予想に違わず素晴らしい所でした。

まずはその規模です。広大な敷地と建物にびっくりです。縄文時代に、こんなにも大きな集落があったのかと驚くばかりか、その建造物をどのようにして建てたのか、実に不思議な事ばかりでした。

そして、その遺跡というか出土品の多さにも驚きます。根気よく遺跡発掘に取り組まれた方々のご苦労に頭が下がります。出土品などを収蔵展示する博物館も素晴らしいです。

常々、私たちが忘れてしまった全体最適の暮らしや環境負荷の少ない生活(自然と一体化した生活スタイル)を思い出させてくれる縄文遺跡でした。これからも縄文時代の暮らしを髣髴とさせてくれる遺跡を巡りたいと思います

2024.6.2更新

幻の花「トガクシソウ」に出会う山旅

トガクシソウという滅多に出会えない山野草があります。NHK朝ドラの「らんまん」でも扱われた植物で、東京大学植物学教室の矢田部教授が世界の植物学会に学名登録申請をしようとしていたのに、研究員の伊藤氏が亡き父の悲願を叶えるためと、独断で学名申請をして認められた植物です。日本で最初の学名登録です。おかげで矢田部教授の逆鱗に触れ、伊藤氏は破門されてしまいます。だから、このトガクシソウは別名「破門草」とも呼ばれています。通称「トガクシショウマ」とも呼ばれます。実に美しい花で、清楚で可憐なその佇まいは、登山者憧れの花でもあります。

この植物は、長野県の戸隠山で発見されたので、トガクシソウと名づけられました。戸隠山に行けば出会えるようですが、なかなか珍しい花なので探し出すのが困難です。ましてや、特定の季節にしか咲かないので、運が良くないと出会えません。戸隠山の他には、青森県の白神山地にも自生しているというので、先月の5/25~5/26にこの植物に出会うために出かけました。ところが、目星をつけた当該の林道が土砂崩れの為に車で入れず断念してきました。白神山地の十二湖は見てきました。青池は実に美しいブルーで迎えてくれました。

10年以上もこのトガクシソウに憧れていて、どうしても見たい気持ちを抑えられず、尾瀬にもこの時期に咲いているというので、5/30に行ってきました。裏燧林道にあるというので、心躍らせながら片道10キロの山道を分け入りました。そして、ようやく悲願達成しました。そのなんとも言えないその美しさは格別です。我を忘れてシャッターを切り続けました。

このトガクシソウは、日本海側の雪が深い地域で、残雪が残る土地でしかも西側の斜面にしか咲かないと言われていますので、どこにでもある植物ではありません。とても貴重な花で、レッドブックデータ(絶滅種危惧種)に指定されています。乱獲や盗掘を防ぐために、場所を明らかにしないのがマナーなので詳しい場所は明記しません。どうしても見たいという方には、ご案内しますのでご連絡ください。

2024.3.13更新

シルバー世帯・ひとり親世帯・障がい者の世帯などで困ったことや悩んでいることがあったら、是非にもご相談ください。便利屋としての出張サービスを開始しました。

2024.2.27更新

見学・研修を再開いたします。ご希望に応えられなくて申し訳ありませんでした。申し込み・問合せのフォームから申し込んでください。

2024.1.30更新

イエローフォール&しぶき氷ツアーのレポート

裏磐梯の『イェローフォール』と猪苗代湖の『しぶき氷』を是非見たいとの希望者に応えて、ツアーを企画して3名の方々をご案内してきました。雪上を歩くので、スノーシューという西洋カンジキorスキーが必要です。4台のスノーシューと雪用ストックを個人所有していますので、レンタル料金も不要です。ご希望される方はご相談ください。スノーハイキングのガイドもいたします。

猪苗代湖のほとりに厳冬に出来るしぶき氷です。強風で吹き飛んだ湖のしぶきが草木に付着して凍る現象です。非常に珍しくて、人気のスポットになっています。出来る場所は特定されていますし、駐車場や案内もないので、ガイドがないと見学は難しいです。

裏磐梯スキー場からリフトを2つ乗り継いで歩いていくと、銅沼(あかぬま)に付きます。冬季間は氷上を歩けます。

磐梯山は活火山で、今でも裏側では噴煙を上げています。このような絶景も堪能できます。

雪がたくさん降った後なので、雪に隠れている箇所が多くて、黄色があまり目立ちませんが珍しい現象のイェローフォールが創られていました。岩から流れ出した水が凍ってできます。鉄分を多く含んだ水なのでこんな色になると言われているようですが、自然の造形美というのは素晴らしいです。

参加者たちも、あまりにもすごい景色にしばし見とれていました。用意させていただいた特製のサンドイッチをほおばり、特製の珈琲と共に味わってもらいました。
この後、物足りないからと五色沼周辺のスノーハイクも楽しんで頂きました。

案内とガイドをご希望される方は、問い合わせ申し込みフォームからご相談ください。用具のレンタルとお昼&おやつも含めて、お一人5,000円前後でご案内します。出来たら2名様以上でお申込みください。今回の方はスノーシュー初心者でしたので、経験がない方も参加可能です。

2023.11.2更新

環境浄化&心身の浄化ワーク・セッションのプラン

023.9.18更新

滝ヒーリング・運気上昇ワーク・魂の浄化プランを始めます

これから、人の心を癒す活動をしようと思っていらっしゃる方で、なかなか踏み切れない方向けのプランです。自分でも生きづらさを抱えていて、果たして活動が出来るか不安だという方にも受けてほしいのが滝ヒーリングプランです。過去の清算がなかなか出来ないという方にもおすすめです。

来年からは8000円で実施しようと思っていますが、今年限りの特別限定価格で5000円の割引価格です。

2023.9.14更新

初期研修の第1回と第2回目の集中研修を開催しました

 2泊3日の初期研修の集中研修会を9/9~9/11に開催しました。大阪府と東京から5名の方々が参加されて、研修を受けました。佐藤初女さんをリスペクトしていて、森のイスキアのような活動を目指している方々ですから、予想以上の深い学びをされていました。

 研修の合間には、近くの滝をご案内しました。通常、滝は遠くから眺めるものですが、この周辺にある滝は観光地ではありませんので、他の人たちはいません。ですから、すぐ近くまで行くことが可能です。また、裸足になって瀧の中に入って遊ぶことも可能です。滝によるヒーリング効果もあって、辛い過去を思い出しながらも、すっかり過去を乗り越えることが可能になった方もいらっしゃいました。自然は心を癒す力があります。そんなことを参加者は実感していましたので、今後の活動に生かしてくれると思います。

日暮らしの滝
熊の滑り台
江竜田の滝

2022.8.2更新

立山(室堂)に行ってきました

 富山県側からアルペンライン(ケーブルカー&バス)を利用して室堂まで行き、2泊して立山(雄山・大汝山・富士の折立)を登ってきました。ついでに、真砂岳・別山・剣御前小屋まで縦走して、翌日は浄土山の頂きを踏んできました。天候にも恵まれて、素晴らしい眺望と素敵な高山植物にも出会えました。他の山小屋とは違い、室堂の山小屋は普通の温泉旅館のような快適さでした。このコロナの時代ですから、個室利用が出来るのはありがたいです。帰る途中に、称名の滝を見てきました。

バックに写るのは、立山(雄山・大汝山・富士の折立)です。

右側の山は薬師岳、左奥は黒部五郎岳だと思います。

剱岳です。

雷鳥の親子がお出迎え

タテヤマリンドウ

イワギキョウ

アオノツガザクラ

クルマユリ

タカネツメクサ

2022.7.16更新

尾瀬の至仏山を案内してきました

尾瀬の至仏山を案内してほしいと三人の女性から請われて、ガイドしてきました。私にとっては4度目の至仏山ですが、今までで一番美しい高山植物に出会えました。白河から日帰りで登山できます。

この山は、蛇紋岩の山なので、珍しい花々が咲いています。登山道の両側にはお花畑が広がっています。

オゼソウ

ホソバヒナウスユキソウ(エーデルワイス)

ジョウシュウアズマギク

タカネバラ

イブキジャコウソウ

シナノキンバイ

ハクサンコザクラ

ハクサンイチゲ

タケシマラン

マイヅルソウ

イワカガミ

#至仏山
#ホソバヒナウスユキソウ
#オゼソウ

ポリヴェーガル理論で劇的な効果が

2019.10.27更新

メンタルを病んだ方々、不登校やひきこもりの人々を何とか元気にしたいと、農家民宿を利用した精神的ケアを実施してきました。農業体験や自然体験を提供すると共に、傾聴と共感の精神的ケアを実施してきました。時には、根底にある愛着障害への愛着アプローチとして、家族に対するきめ細かい精神的ケアも実施してきたのです。ところが、狙ったような効果がなかなか生まれませんでした。

最近、ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)という最新医学理論に出会って、迷走神経によるシャットダウンによってメンタルを病んでいるということが判明しました。この心身の遮断は医学的アプローチでは治らないことも分かったのです。ボディーワーク、音楽療法、運動療法などを総合的に実行して、迷走神経を和らげて心身を緩めると、見事に効果をあげることが実感できたのです。

この音楽療法、運動療法、ボディーワークなどを駆使するようになって、劇的な効果をあげています。特に、医学的ケアでは極めて難しい、と言われているパニック障害、PTSD、発達障害、自閉症スペクトラム、妄想性障害、強迫性障害、摂食障害にも劇的な効果があったのです。医学アプローチで効果が出なくて困っていらっしゃる場合は、問い合わせフォームから、ご相談ください。

最近のサポートで感じること

2019.07.30更新

いろんなメンタル不調を訴えてイスキアにいらっしゃる方々を実際に支援させてもらって感じるのは、いかに医学的アプローチが無力であるかという点です。投薬治療を続けても一向に症状が改善しない、または入院治療をしてもただ薬に頼っているだけで、減薬や断薬に至らないし、益々薬が増えていく一方で、低血圧・肝機能障害・便秘などの副作用が増えていくばかりだと嘆いています。勿論、劇的な治療効果があげられている処もありますが、ごく僅かです。精神医学や薬学がこれだけ発達しているのに、精神疾患は減るどころか増える一方です。そもそも、医学的アプローチが適切なのかどうかという原点に立ち返るべきではないかと思う今日この頃です。

イスキアの郷しらかわにおいては、メンタル不調を抱えた方々の育成歴や家族歴などを詳しく伺い、さらには身体や精神の状態をも詳しく聞き出すと、これでは医学的アプローチの効果がないだろうと思うしかない事実に突き当たるのです。メンタルを病んだそもそもの原因は、愛着障害にあるのです。医療機関においては、現在の症状にばかり目を奪われてしまい、この状況に至ったそもそもの原因や経過に目がいかず、ただ症状を抑えるための投薬に終始します。ですから、一時的に症状を抑える効果はあったとしても、やがて薬効が感じられなくなると共に、より深刻な症状へと移行しやすいのです。症状を起こした元になるものを解決していないのですから当然です。

愛着障害によって引き起こされた、各種依存症、パニック障害、強迫性障害、妄想性障害、摂食障害、気分障害、パーソナリティ障害、発達障害などのメンタル疾患や障害は、医学的アプローチでは効果がないのです。イスキアを利用された方々は、適切な愛着アプローチを施すことによって、これらの症状が和らいでいます。医学的アプローチでなかなか症状が改善しない人は、問い合わせのフォームからまずはご相談ください。

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    プロフィール

    自己紹介

    • 舟木 仁(代表) 福島県白河市在住 71歳
    • メンタルトレーナー&コーチ、人材育成コンサルタント、家族関係修復メンター
    • 昭和29年福島県会津美里町(旧会津高田町)生まれ
    • 福島県立会津高等学校卒、専修大学経済学部経済学科卒
    • 福島県厚生農業協同組合連合会白河厚生総合病院他管理職、(株)東北装美取締役
    • 趣味:読書、登山、映画、音楽、ゴルフ、料理、古典落語、高山植物、写真・カメラ
    • 興味あること:心理学、哲学、神社仏閣、複雑系科学、システム思考、ポリヴェーガル理論
    • 得意とすること:登山ガイド、ネイチャーガイド、神社仏閣仏像ガイド、料理(和食・中華・洋食)、文章を書くこと、講演をすること
    • ソバーキュリアス(お酒は飲めるが敢えて飲まない生き方)

    【性格・パーソナリティ】

     誠実であると自分でも思っていますし、他者からの評価も同じようです。正義感が強く、社会的不正や利権主義・覇権主義は許せないほうです。自分には厳しいと思いますし、酒・たばこ・ギャンブルは好まず、ストイックな生き方を目指しています。あまり金銭欲・物質欲はなくて、ブランド品や贅沢品を身に付けることはありません。あるがままの自分を受け容れて、必要以上の高望みをしないタイプです。ただし、他人に対しては何かを要求することも特定の生き方を強いることはありませんし、どんな相手にも尊厳を感じますし、ありのままの生き方を認め受け容れています。親譲りのユーモア精神が旺盛ですし、いつも明るくふるまうようにしています。どんなに苦しくても、笑いを忘れないということをモットーにしています。

    ※信仰している特定の宗教はありませんし、宗教的な組織には一切所属していません。また、自己実現・自己発見・自己開発セミナーなどを主催している各種教育研修団体等とは一切関っていません。スピリチュアルな方法を活用したメンタルケアーは、緊急避難的な効果はあると認識していますが、完全な治癒は期待できないと思われます。最先端の科学的な真理・根拠(エビデンス)に基づいた人材教育システムが唯一効果がある方法だと確信しています。最新の複雑系科学を基本にした「システム思考の哲学」を利用した人材育成研修プログラムです。

     民間企業の社員・役員として勤務する傍ら、余暇を活用してNPO活動に邁進して参りました。福島県全体の中間支援センターである「NPO法人うつくしまNPOネットワーク」を立ち上げ、副理事長として運営してきました。また、白河地方の中間支援センターとしての「NPO法人しらかわ市民活動支援会」を設立して副理事長として運営して発展させて参りました。さらに、都会からの移住や二地域居住の支援をする「NPO法人ふるさと回帰支援センター」を設立して活動してきました。現在、NPO法人のすべての役員を辞任して、さらには会社も辞職して、このイスキアの郷しらかわに専念することを決意しました。

     個人的に、障がい者の方々の支援、元気や活力をなくされて不登校やひきこもり、休職をされた方々とその保護者に対する、ボランティアによる相談サポートも20年前から実行してきました。その経験から、単なるカウンセリングや心理療法では、完全なる治癒は見込めないということを確信しました。そして、農家民宿での農業体験や自然体験を活用した、社会復帰支援の活動をしてきました。

     ところが、その後新型コロナ感染症が蔓延して活動を休止せざるを得なくなり、ある民間企業(ビルメンテナンス業)で働き始めました。ようやく新型コロナ感染症も収まってきて、活動を再開できるようになりましたので、その会社も退職することにしました。しかしながら、年齢も70歳に近くなって体力と気力も低下してしまいました。心身を病んで元気をなくしてしまわれた方々を社会復帰してもらう活動は、全身全霊を傾けて自分の人生さえ犠牲にしなければ出来ないハードなものです。全国各地に訪問してのサポートもしてきましたが、今後は電話やメールでの支援を中心にさせてもらうつもりです。福島県内や近県であれば、訪問してのサポートをすることも可能です。問い合わせフォームからご相談ください。

    下記が名刺です

    イスキアでメンタルが癒される訳

    1.どうして人はメンタルを病むのか?

     人それぞれメンタルを病むのには様々な要因があります。その要因は、人によって異なります。学校や職場でのいじめ、パワハラ、セクハラ、モラハラ、不適切指導などの外因によるもの。乗り越えることの出来ない苦難困難、それも自分の努力では解決するのが不可能なことであれば、誰だって心が折れます。特に男性は、仕事上の問題からメンタルを病むことが多く、女性は家族とその関係性によって心を病んでしまうことが多いようです。
    しかも、メンタルを病んでしまう人は、心優しい人です。他人に対して、非常に気を遣い過ぎるというか、他人の気持ちを思いやる気持ちが強いこともあり、自分を責めたり否定したりすることが多いのです。このような事態が起きたのは、自分のせいだと思い込んでしまうのです。他人からも否定され、自分でも自分を否定し、自分なんて価値のない人間だ、この世から消してしまいたいと思ってしまうのではないでしょうか。

    2.メンタルを病む本当の原因

     上記に挙げたメンタルを病む要因は、実はあくまでもきっかけであり、下記に記したことに真の原因があります。

    (1)愛着障害とHSP(神経学的・心理社会適応的過敏症)

     社会に対する不適応やHSPになってしまうそもそもの原因は、『愛着障害』または『不安型愛着スタイル』にあります。不登校やひきこもりの状態に追い込まれている本当の原因は、愛着障害を抱えているからなのです。ここでいう愛着というのは、主に親子または夫婦などの家族関係における愛情の相互関係です。家庭が家族崩壊や機能不全家族に陥っていて、お互いの関係性が希薄化または劣悪化した為に、健全な愛着が結ばれていない状態が愛着障害です。

     長年、不登校やひきこもりの家族を支援して感じるのは、その当事者の両親の関係性が非常に悪いという事実です。一見すると仲の良いご夫婦に見えるのですが、実は豊かな愛着が感じられないのです。互恵的共存関係が築けていなくて、単なる同居人という関係になっています。夫婦というのは、お互いに対する共感的態度や慈悲の心が溢れているべきなのですが、もはや空気のような存在になっているケースが殆どです。これでは、妻は寂しいし夫に心から頼れないのです。妻にとって夫は安全基地であるべきですが、妻を守るべき存在になっていません。当然、妻は一人で不安・恐怖感にさいなまれています。孤独感を抱えて生きています。この孤独感・不安感・恐怖感が子どもにも伝播していますし、母親が子どもの安全基地になりえていないのです。離婚している家庭も多いですし、仮面夫婦を演じいるケースも少なくありません。

     そうなってしまう要因のひとつが、夫が発達の凸凹があるというケースが多いのです。空気が読めない、共感できない、コミュニケーションが上手く行かない、冗談が通じなくユーモアが解せない、家庭内に笑いがなく暗い、そのような家庭で妻はカサンドラ症候群になり不定愁訴を抱えています。これでは、子どもが愛着障害を抱えるのは当然です。

     こういう状況の中で、安全基地を持たない子どもは愛着障害を起こして、メンタルを病んでしまうことになります。また、摂食障害、強迫性障害、妄想性障害、パニック障害、PTSD、パーソナリティ障害、発達障害、自閉症スペクトラムなどの症状を呈することが多いのです。そして、この愛着障害から起きたメンタル障害は医学的治療を受けても改善しないケースが殆どです。

     また、メンタルを病んでいる人に多いのがHSPです。神経学的過敏や社会適応的過敏を抱えていることが多いのです。刺激的な光、音、匂いなどに過剰に反応します。周りの人々の態度や表情に過剰に反応してしまい、相手の気持ちを読みすぎてしまうことが多いようです。とても生きづらい生き方を強いられてしまいます。このHSPと愛着障害を併発してしまうことが多いのです。

     そのために、いろいろな辛いことや悲しいことが起きた時に、トラウマ(心の傷)を抱えてしまい、それが積み重なっていきます。そして、そのトラウマの積み重ねが限界点を越えた時に、複雑性PTSDを発症してしまうのです。この複雑性PTSDは深刻ですし難治性があるだけでなく、二次的症状として発達障害の症状を起こします。または、うつ病や双極性障害、さらには統合失調症のような症状までも起こします。

     ポリヴェーガル理論により、心身の不調が起きてしまう仕組みが分かりました。愛着障害が根底にあると、得体のしれない不安や恐怖感を抱えて生きています。そこに、自分の力では解決が極めて難しいし、誰も助けてくれない、生命の危険を感じるような事態に出遭います。そうすると、自分の命や心の破綻を守るために、古いタイプの迷走神経がニューロセプションを起こして、心身の遮断状態に陥ります。小動物が強い肉食獣に捕まった時に気絶したり失神したりしますが、この状態と同じように人間も精神の解離や離脱、心のシャットダウンとフリーズが起きてしまうのです。精神だけでなく、身体的にも血流障害やリンパの流れも滞り、各種の疾患が起きるのです。

     複雑性PTSDとポリヴェーガル理論における迷走神経の暴走により、パニック障害、摂食障害、強迫性障害、妄想性障害、パーソナリティ障害などのメンタル障害が起きます。それだけでなく、難治性の身体症状として、原因不明の難聴、顔面神経麻痺、眼瞼下垂、顎関節症、線維筋痛症、原因不明の痛みとしびれ、めまい、各種免疫異常疾患、自律神経失調、過敏性腸症候群なども起きて、完治しない状態が長く続きます。

    3.メンタルの障害から立ち直る道筋

    (1)ポリヴェーガル理論を学び、愛着アプローチを受ける

     まずは、自分に起きている心身の不調が、自分のせいで起たことではなくて、ポリヴェーガル理論で仕方のない防衛反応だということを認識します。つまり、心身の不具合が起きたのは、迷走神経が勝手に働いてしまい、自分の精神や命を守るために起きてしまった事態なんだと気づきます。そうすると、自分を責める必要もないし自分を否定することも過ちなんだと認識できます。そうすれば、そうやって心身の遮断をしてくれて自分を守ってくれた身体と心を誉めてあげられるし感謝することができます。このことを理解するだけで、安心することができて、シャットダウンから抜け出せるようになります。さらには、根底にある愛着障害を癒すことが可能となる、適切な愛着アプローチを受けます。そうすると、自分の中に安全基地が出来上がって、不安や恐怖からも解放され、シャットダウンから解けることが可能になります。

     そのためには、臨時の安全基地となれる人と良好で信頼できる絆を結べる人が必要です。森のイスキアの佐藤初女さんのような人です。イスキアの郷しらかわでは、代表である舟木が臨時的な措置として、安全と絆を提供させてもらいます。

    (2)心を開く・心を動かすために

     一度メンタルを病んでしまわれた方は、心を閉ざしてしまいます。心を動かそうと思っても、心がどうにも動かないのです。または、歪んだメンタルモデルやドミナントストーリーが創り上げられているために、他人の助言や支援に耳を貸せなくなってしまうのです。その心を開いて動かすには、自然体験や農業体験が有効です。土と戯れ、自然と共生することで、硬くなって閉ざされた心が柔らかくなります。徐々に心が開き、動き始めます。グリーンツーリズムが心を癒すのに有効なのです。イスキアの郷しらかわで、自然体験や農業体験をすることで、脳の機能も含めた人体のシステムが動き始めます。

    (3)自己マスタリーを実現する

     自己を見つめ直し、自分の恥ずかしい自己を認め受け容れる、そして自我人格を徹底して糾弾すると共に慈しむことをします。そして、そのどん底から這い上がる体験を通して、自己マスタリーが実現します。そのプロセスを「イスキアの郷しらかわ」で学び実践します。そうすれば、しなやかでどんな時も心が折れない強い心を持てるようになります。

    4)システム思考を学ぶ

     この社会を構成する要素である人間が生きるうえでの正しい価値観である「システム思考」を学びます。全体最適と関係性重視を説くシステム思考の哲学は、宇宙の成り立ちや人間を生物学的に洞察したときにも当てはまる真理です。その正しい真理に則ったシステム思考を学び、生きるうえでの指針を獲得すれば、人間は迷いませんし、正しい道を歩むことができるのです。オランダの小学校では、このシステム思考を必須科目にしています。正しい真理に基づいた信念を「理念」と呼びます。正しい理念を持てば、メンタルを病むことはなくなります。イスキアの郷しらかわでは、システム思考を深く学ぶことができます。システム思考を身に付けると、生きる上での正しい理念を持てますから、二度と迷うことがありません。

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    いじめを防ぐよりいじめに負けないメンタルを

     学校教育現場でのいじめは、こんなにも社会的に問題化されているのにも関わらず、一向になくならない。なくならない処かより巧妙な手口を使って、益々増えている。現代では、SNSやグループトークの機能を使って、陰湿ないじめをする …

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    なお、研修・見学のお申込みをする場合、下記のブログをお読みになってからお願いします。
    ⇒ 「森のイスキアはビジネスにはそぐわない」