ホームページ

「イスキアの郷しらかわ」とは?

生きづらい都市部でストレスフルな暮らしをしているうちに、心が疲れて折れてしまい、生きて行くのが辛くなってしまった方々が、心を癒されて元気を取り戻す場所が「イスキアの郷しらかわ」です。

生きる気力を失ってしまった方々をお迎えして、農業体験や自然体験を通して自然との一体感を実感すると共に、自分が生きるべき道や生きる目的を再発見するグリーンツーリズムを提供します。のんびりと自然豊かな暮らしをしながら、生きる元気や勇気を取り戻す、統合的な社会復帰プログラムです。

この「イスキアの郷しらかわ」では、都会でのストレスフルな生活によって蓄えられてしまった「毒素」をデトックスする場所です。新鮮な野菜や果物を利用した、心のこもった美味しい料理を食べて、究極の癒しを提供するオアシスです。自分自身を見つめ直し、自分の価値を再発見するセミナープログラムを用意しています。

※こんな方々にお勧めします。

  • 職場にどうしても行けなくなってしまった(休職)
  • メンタルで学校に登校できなくなってしまった(不登校)
  • 気分障害がひどくて生きるのが辛い
  • うつ病やパニック障害と診断され、治療しているが改善しない
  • 将来に絶望してしまい、生きる気力を失ってしまった
  • 孤独感にさいなまれ、ひとりぼっちの自分が情けない
  • 自分のことが大嫌いで、自分は生きる価値がないと思っている
  • 家庭に引きこもっていて、外に出れない
  • 生きる目的が見出せず、生きる意味がないと感じている
  • 自分なんか価値がないと思ってしまい、必要のない人間だと思っている

どうやって解決するのか?

「イスキアの郷しらかわ」では、農業体験や自然体験を基本にした体験旅行『グリーンツーリズム』を楽しみながら、カウンセリングや心理学の講座を受け、さらには価値観の学習やシステム科学の哲学を学びます。それらの体験学習により、自分を苦しめている古いメンタルモデルを一度破壊して、クォリティーの高いメンタルモデルを再構築します。

さらに、自己マスタリーを実現すると共に、最先端の複雑系科学によって証明されたシステム思考の哲学を学び実感します。そうすることにより、何故自分が苦しめられてきたのかの本当の原因を突き止めることが可能になり、何事にも動ぜず揺るがない自己を獲得し、どんな障害も乗り越えられる新たな生き方が可能になります。是非、この新たなグリーンツーリズムをお試しください。

体験・研修する場所は

東白川郡塙町の田舎にある農家民宿『四季彩菜工房』に宿泊し、農業体験や自然体験、ヨガ体験などをしながら、心理学・哲学などの学習を併行します。宿泊は個室を原則といたします。農家民宿ですから、共同利用の浴室とトイレになりますが、清潔できれいな水回りです。10数年前に建築された建物ですから、とても清潔感のある民宿です。                ウェブサイト⇒四季彩菜工房

四季彩菜工房の食事

この農家民宿「四季彩菜工房」では、自然食を提供しています。完全なマクロビではありませんが、無農薬で有機栽培の米と野菜を生産していて、それを使用した食事を提供しています。都会の生活で、ストレスフルな生き方がたたり、身体によくない食事を続けて腸内環境が悪化して、重金属が溜まっている身体から、四季彩菜工房の食事でデトックス(毒素排出)します。腸内環境を改善し、フローラ(花畑)の状態に改善すると、セロトニンやドーパミンが正常になり、気分障害も改善します。なお、発達障害や自閉症スペクトラムの症状が和らぎます。

サポート者・講師は?

農家民宿の経営者が農業体験や自然体験の指導・サポートをします。心理学や精神発達学の講義は、精神医療・心理学を深く学んでいる講師が実施します。システム思考の哲学や価値観の学習は、専門の教育コンサル・人材育成講師が行ないます。

※グリーンエグジット(緑の出口)とは?

GREEN EXIT(グリーンエグジット)とは、造語です。石田衣良氏の短編小説に『ブルーエグジット』という感動的な秀作があります。バイク事故で下半身麻痺になりひきこもりになってしまった若者と親の精神葛藤の物語です。ある日珍しく外出したいと言った息子と車いすで街に出ます。偶然にも見かけた書店でブルーエグジットという文字が書かれたポスターに目が止まり、ダイビング教室に入ります。ダイビングのトレーニングに没頭する息子、それを温かい目で黙って見つめる父親。初めての海でのダイビングで、潜水から海上に浮かび上がる海からの出口(ブルーエグジット)を通り抜けた時に、堂々巡りの人生を抜け出て、人生の本当の入り口を見つけた気がしたのです。詳しい内容は下記のブログで確認してください。

http://blog.canpan.info/inakagurasi/archive/413

この小説のブルーエグジットを参考にして、グリーンエグジットという言葉を作りました。自分の本来の生き方という出口が見えなくて、迷い道をさまよい続ける方々が、グリーンツーリズムによってグリーンエグジットを見つけるためのサポートをしていきます。イスキアの郷しらかわで、グリーンエグジットを見つけませんか。

詳しいことは、問い合わせてください。丁寧にご説明いたします。

 

◆企業・団体の経営者・管理者のみなさんへ

このイスキアの郷しらかわは、単なる癒しの施設ではありません。また、メンタルを病んでいらっしゃる社員(職員)を元のように元気にするだけではないのです。休職をする前とは、まったく違う社員(職員)になって職場に戻っていただくのです。以前よりも元気に、パワフルに、しかもしなやかに、より有能に、しかも将来の幹部候補としての資質を持つような人材に生まれ変わって復帰します。何故なら、下記のような研修も受けていただくからです。

  1. 経営人間学(主体性・自発性・責任性を持つために)
  2. 真のイノベーション(創造的破壊による)
  3. 創造的リーダーシップ
  4. ナラティブコーチングの技法
  5. 関係性重視のコミュニケーション学
  6. 複雑系科学におけるシステム思考の哲学
  7. 要素還元主義(分析主義)から統合・総合思考へ
  8. 自己マスタリーの実現(自我人格から自己人格へ)
  9. メンタルモデルの改革・ドミナントストーリーの開放
  10. マインドフルネスと唯識の有効活用

このように将来の管理者・経営者としても優秀な人材として育成します。企業・団体・行政機関・教育機関などで、リーダーシップを発揮していけるようになります。また、管理者として昇格すると、メンタルを病んでしまうケースが少なくありませんが、自己予防の方策も含めてレクチャーします。

初任者研修・初級管理者研修にもご利用ください

企業・団体に入社・入会された新入社員(職員)の初任者研修も承ります。今までの外部研修では育成効果が上がらないケースが少なくなかったと思います。このイスキアの郷しらかわは、今までの人材育成の研修とはまったく違います。大脳生理学、脳神経学、分子生物学、量子物理学、複雑系科学、最新の統合医学理論、システム思考の哲学などの科学と哲学を統合させた人間学を基本にしているからです。

また、初めて管理者として昇格するとメンタルを病んで、出社できなくなったり休職したりするケースがあると思います。しなやかでタフなメンタルを持つための方策もレクチャーして、メンタル障害の自己予防法も獲得します。

研修メニューも豊富に用意していますので、是非ご利用ください。

 

気分障害から抜け出せる根拠(エビデンス)

1.どうして人はメンタルを病むのか?

人それぞれメンタルを病むのには様々な要因があります。その要因は、人によって異なります。学校や職場でのいじめ、パワハラ、セクハラ、モラハラ、などの外因によるもの。または、乗り越えることの出来ない苦難困難、それも自分の努力では解決するのが不可能なことであれば、誰だって心が折れます。特に男性は、仕事上の問題からメンタルを病むことが多く、女性は家族とその関係性によって心を病んでしまうことが多いようです。

しかも、メンタルを病んでしまう人は、心優しい人です。他人に対して、非常に気を遣い過ぎるというか、他人の気持ちを思いやる気持ちが強いこともあり、自分を責めたり否定したりすることが多いのです。このような事態が起きたのは、自分のせいだと思い込んでしまうのです。他人からも否定され、自分でも自分を否定し、自分なんて価値のない人間だ、この世から消してしまいたいと思ってしまうのではないでしょうか。

2.メンタルを病む本当の原因

上記に挙げたメンタルを病む要因は、実はあくまでもきっかけであり、本当の原因ではありません。気分障害を起こす原因は下記にあげることです。

(1)自己マスタリーを実現していない

人間の精神的発達段階は、大きく分けると二段階です。自我人格の芽生え、そして自己人格の獲得及び確立です。幼少期から少年期にかけて、人間には自我人格が芽生えてきます。自分はこうしたい、これが欲しい、こうなりたい、という自分を目覚めさせます。そして他人とは違う自分を発見します。やがて親の支配や庇護から逃れたいと、反発します。これが反抗期です。この自我人格を確立させない人もいます。親の言う通りの人生を歩み、親と精神的な分離が出来ない人です。

また、自我人格の確立は不十分ながらできたものの、自我の欲求があまりにも強過ぎてしまい、自己人格の確立が出来ていない人もいます。または、自分のマイナスの自己を素直に認め受け入れられず、ないことにしてしまっている人です。本来、人間は自分の悪い処、駄目な所、醜い箇所、恥ずかしい部分も含めて自分だということを認識し、良い自分も合わせてすべての自分を認め受け容れます。これが自己人格の確立、またはアイデンテティの確立です。ところが、日本人の大多数がこの真の自己人格の確立、または自我し自己の統合がされていないのです。だから、少しでも自分の心が傷ついたり、強く否定されたりすると落ち込むのです。この自己マスタリーを実現していないことで、メンタルを病んでしまうのです。

(2)正しい理念を持っていない

あなたが生きるうえで信じている価値観は何ですか?と問われて正確に答えられる人はどれだけいるでしょうか。おそらく、日本人の中で1割にも満たないことでしょう。何故かというと、日本人はそういう教育を受けてこないからです。欧米人は殆どがキリスト教徒ですから、小さい頃から教会に行き、人間としての生きる意味や正しい生き方の元になる哲学を教えられてきました。日本では、人間として大切で必要な哲学や形而上学を教えられる機会がなかったのです。形而下学である、科学万能主義・能力至上主義を是とした近代教育の犠牲になり、人間の生まれてきた意味や生きる目的を教えられていません。ですから、自分自身の生き方に疑問を抱いたり、自分の生きる意味が解らなくなり、悩んで苦しくなった時に、答を見いだせないのです。これがメンタルを病む原因です。

3.メンタルの障害から立ち直る道筋

(1)心を開く・心を動かす

一度メンタルを病んでしまわれた方は、心を閉ざしてしまいます。心を動かそうと思っても、心がどうにも動かないのです。または、歪んだメンタルモデルやドミナントストーリーが創り上げられているために、他人の助言や支援に耳を貸せなくなってしまうのです。その心を開いて動かすには、自然体験や農業体験が有効です。土と戯れ、自然と共生することで、硬くなって閉ざされた心が柔らかくなります。徐々に心が開き、動き始めます。グリーンツーリズムが心を癒すのに有効なのは、こういうことです。イスキアの郷しらかわで暮らすと心が開かれます。

(2)自己マスタリーを実現する

自己を見つめ直し、自分の厭らしい自己を認め受け容れる、そして自我人格を徹底して糾弾すると共に慈しむことをします。そして、そのどん底から這い上がる体験を通してしか、自己マスタリーは実現しません。そのプロセスを「イスキアの郷しらかわ」で学び実践します。

(3)システム思考を学ぶ

この社会を構成する要素である人間が生きるうえでの正しい価値観である「システム思考」を学びます。全体最適と関係性重視を解くシステム思考の哲学は、宇宙の成り立ちや人間を生物学的に洞察したときにも当てはまる真理です。その正しい真理に則ったシステム思考を学び、生きるうえでの指針を獲得すれば、人間は迷いませんし、正しい道を歩むことができるのです。オランダの小学校では、このシステム思考を必須科目にしています。正しい真理に基づいた信念を「理念」と呼びます。正しい理念を持てば、メンタルを病むことはなくなります。イスキアの郷しらかわでは、このシステム思考を深く学ぶことができます。

NEWS(新着情報)

軽い農作業体験をしてみませんか?(第2回目)

日時 11月15日(水)  9時~15時(この間に1~2時間でも可)

場所  農家民宿四季彩菜工房(イスキアの郷しらかわ)

内容  にんにく、タマネギの移植(植え込み)

農家民宿四季彩菜工房では、軽い農作業体験を受け入れます。身体が運動不足で鈍っていらっしゃる方や、時間を持て余していらっしゃる方、または農作業を経験してみたいという方、是非ともおいでください。

費用はかかりません。問い合わせのページから前日までに申し込んでください。FBのメッセンジャーで申し込みいただいても結構です。雨天の場合は中止になります。農作業のできる格好(長靴等はお貸しできます)でおいでください。自然食のお昼も提供いたしますし、時々お茶か珈琲、またはおしゃべりを楽しんでください。

 

 

第3回の施設見学会と研修概略説明会を開催しました

平成29年10月26日(木)10:30~13:30

今回は、施設の見学会を開催すると共に、佐藤初女さんの森のイスキアを紹介するビデオ上映をしました。そして、この施設で実施する研修の概略も説明させてもらいました。前回2回の見学会は施設見学、佐藤初女さんのビデオ、イスキアの開設趣旨説明でしたが、今回初めての試みでした。

研修の概略説明と言っても、本来は20時間から30時間もかけて行う研修ですから、そのエッセンスを1時間で説明して解ってもらえるかどうか心配でした。システム思考と自己マスタリーという、なかなか理解し難い内容でしたので、無理して詰め込み過ぎました。ご参加された方には、申し訳ないことをしたと思います。

ところが、やはりその中でもしっかり理解された方がいたというのが驚きです。元々、量子力学の素養があった方だったので理解してもらえたのだと思いますが、すごい理解力だと感心してしまいました。このシステム思考を理解したら、この社会を生きる上でこわいものがなくなります。勿論、心が折れた方も社会復帰できますし、企業や組織において大活躍できます。また、家庭生活や私生活でも間違いない選択が可能になります。

このシステム思考の入門部分だけでも理解してもらえたら、人生に対する考え方がらっと変わります。驚くような出会い(シンクロニシティ)も起きます。メンタルの障害も乗り越えられます。身体の疾病も完全治癒することが可能になります。

次回の研修は1泊での開催にしたいと思います。近々お知らせしますので、是非ご参加ください。

 

第2回イスキア見学会とランチミーティングを開催しました

第2回目のイスキア見学会とランチ会を開催しました。会津といわき市など遠くからおいで頂いた方もいらっしゃいました。四季彩菜工房の吉田さんの手作り料理に舌鼓を打ち、農家民宿の施設を見学なさいました。なお、佐藤初女さんのビデオもご覧になって頂くと共に、イスキアの目指すビジョンや理念についても説明さらてもらいました。無農薬で化学肥料を使用しない米や野菜で作成した健康料理で、ご満足いただきました。今度は、ゆっくりと宿泊したいというご感想を頂きました。ご利用、ありがとうございました。参加者のお1人がブログで詳しく紹介してくださいました。

参加者の紹介ブログ

  • 参加希望者は問い合わせのページで申し込んでください。


見学会・ランチミーティングを承ります 2017.9.6

四季彩菜工房(イスキアの郷しらかわ)を見学したいとのご要望が多数寄せられています。それぞれの方々にお応えしたいと思っていますが、経営者の吉田夫妻も農業・地域活動にお忙しい人です。申し訳ありませんが事前予約を問い合わせページから申し込んでから、いらしてください。

なお、見学の際は是非とも四季彩菜工房の食事を試していただきたいと存じます。見学のお付き合いとランチ代(ケーキorパン、コーヒーなどの飲み物含む)でお1人2,500円をご負担願います。なお、5人以上のご訪問であれば、お1人2,000円にいたします。多額のご負担をさせてしまうこと、ご了解ください。午前11時から午後2時までの時間でご訪問ください。


第1回見学会・ランチミーティングを開催しました2017.9.3

四季彩菜工房で、7名の方々が参加されて、第1回の見学会・ランチミーティングが開催されました。

吉田夫妻の施設案内と自然食のランチが提供されました。手作りの野菜料理や玄米餅の揚げ餅など、沢山の料理でおなか一杯に。その後、ティータイムでは、佐藤初女さんと森のイスキアのビデオが上映されました。今度は是非泊まりたいと感想を述べられました。いずれは、自分もこんな農家民宿を運営したいと思われた方もいました。とても有意義な見学会になりました。ご参加ありがとうございました。


 

プロフィール

自己紹介

  • 舟木 仁(ウェブサイト作成者)福島県白河市在住 62歳
  • グリーンツーリズムプランナー、人材育成コンサルタント
  • 昭和29年福島県会津美里町(旧会津高田町)生まれ。
  • 趣味:読書、登山、映画、音楽、ゴルフ、料理
  • 興味あること:心理学、哲学、神社仏閣、複雑系科学、システム思考
  • 得意とすること:登山ガイド、ネイチャーガイド、神社仏閣仏像ガイド、料理(和食・中華・洋食)、文章を書くこと、講演をすること

※信仰している特定の宗教はありませんし、宗教的な組織には一切所属していません。また、自己実現・自己発見・自己開発セミナーなどを主催している各種教育研修団体等とは一線を画しています。スピリチュアルな方法を活用したメンタルケアーは、緊急避難的な効果はあると認識していますが、完全な治癒は期待できないと思われます。最先端の科学的な真理・根拠(エビデンス)に基づいた人材教育システムが唯一効果がある方法だと確信しています。最新の複雑系科学を基本にした「システム思考の哲学」を利用した人材育成研修プログラムです。

民間企業の社員・役員として勤務する傍ら、余暇を活用してNPO活動に邁進して参りました。福島県全体の中間支援センターである「NPO法人うつくしまNPOネットワーク」を立ち上げ、副理事長として運営してきました。また、白河地方の中間支援センターとしての「NPO法人しらかわ市民活動支援会」を設立して副理事長として運営して参りました。さらに、都会からの移住や二地域居住の支援をする「NPO法人ふるさと回帰支援センター」を設立して活動してきました。現在、NPO法人のすべての役員を辞任して、さらには会社も辞職して、このイスキアの郷しらかわに専念することを決意しました。

個人的に、障がい者の方々の支援、元気や活力をなくされて不登校やひきこもり、休職をされた方々とその保護者に対する、ボランティアによる相談サポートも20年前から実行してきました。その経験から、単なるカウンセリングや心理療法では、完全なる治癒は見込めないということを確信しました。

森のイスキアとイスキアの郷しらかわ

イスキアとは?

イスキア島のこと

イスキアとは、地中海に浮かぶ南イタリアの島『Ischia』のことで、風光明媚な島で、観光業と漁業が盛んなリゾート地です。ナポリから船で1時間程度の場所にあり、多くの観光客が年間を通じて訪れています。

イスキア島の伝説

昔々、あるナポリの大富豪の長男で、聡明で何をさせても万能で、スタイル抜群で若きハンサムボーイがいました。父親が経営する多くの企業の後継者としても将来が約束されていましたし、経営能力も高く、性格も温和で人間性も素晴らしい若者でした。故に多くの人々から信頼され好かれていたということです。彼は何不自由なく暮らしていて、天賦の才能もあり、望むものはすべて与えられていましたが、ただひとつだけ不足していたものがあったのです。

それは、将来を誓う恋人であり伴侶でありました。付き合っている女性は居ませんでしたが、幼い頃から思いを寄せていた聡明で美しい魅力的な女性がいたのです。しかしながら、もし断られてしまったらどうしようと思い、相手の気持ちを確かめるのが怖くて、なかなか告白することが出来ませんでした。しかし、ある月の夜にボートで海に出て、彼は彼女に勇気を振り絞って愛を告白しました。そうすると、彼女もまた彼をずっと前から愛していることを告げたのです。彼は、不足していた最後のひとつも手にして、すべてのものを手に入れたのでした。

望むものをすべて手に入れた若者は、幸福感の絶頂に到達したのですが、その幸福感は長く続くことはなかったのです。不思議なことに、すべてを満たされた若者は、とたんに元気を失ってしまうばかりか、生きる気力までも失って、外出も出来ずに毎日家庭に引きこもってしまったのです。まるで、廃人のような暮らしぶりになってしまったのですから、幸福の絶頂から不幸のどん底に突き落とされてしまったかのようです。このままではいけないと思い、転地療法として、幼い頃に遊んだ記憶を辿り、地中海に浮かぶ火山の島イスキア島に行くことにしたのです。

イスキア島にやってきた若者は、毎日何もせずボーっとしながら暮らしていましたが、島の豊かな自然に触れているうちに、少しずつ変化してきました。さらに、大富豪の息子だといっても特別扱いすることなく、ごく普通に付き合ってくれる島の住民たちと心の交流もするようになり、漁民に誘われるままに、一緒に漁に出て魚を取る日常を過ごすようになりました。毎日、朝から晩まで漁民たちと真っ黒になり漁に出ているうちに、少しずつ元気を取り戻したそうです。やがてすっかり元気になった若者はナポリに戻り、婚約者と結婚して子どもにも恵まれ、父親から会社を引き継いで、幸福で充実する人生を過ごしたそうです。

「森のイスキア」と佐藤初女さん

森のイスキアとは

弘前市の岩木山の麓に「森のイスキア」という施設があります。10人ほど宿泊できる民宿というかプチホテルで、佐藤初女さんという方が開設して運営されています。この施設は、都会で様々な事情で心が折れて、精神的な疾病により心が参ってしまった方や重い病気で心身共に疲れてしまった方々が訪れるところです。あまりにも悲惨な目に遭い、もう生きるのが嫌になってしまい、死んでしまいたいと思うような方がいらっしゃることもあります。そんな佐藤初女さんは、平成28年天国に召されてしまいました。

佐藤初女さんのおもてなし

そういう方々を佐藤初女さんは優しく出迎え、心尽くしの料理でもてなします。特別なご馳走で歓待する訳ではありません。どこにでもあるような郷土料理が食卓に並びます。ただし、調理の仕方はこだわっています。彼女の口癖は「面倒くさいと言うのが嫌い」と言っているように、ひとつひとつの料理を、なるべく人手をかけて心を込めて作るのです。野菜の皮を剥くのに、ピーラーはけっして使わず、包丁だけを使って、ていねいに皮を剥きます。野菜を切るときも、ひとつひとつの大きさを切り揃えることにこだわります。何故なら、大きさが違うと熱が均等に伝わらずに、食べたときの歯ごたえや歯ざわりが違うから、味覚が微妙に違うからです。それだけ、食べる人の気持ちになりきって料理するのです。だから、食べた人がその真心がこもった料理に感動するのです。野菜を茹でるときには、タイマーを使うようなことはしません。一番美味しい茹で上がる時間は、野菜が教えてくれると言います。じっと茹で上がる野菜を見ていて、野菜と対話していると、その時が見えてくると言います。出来上がった料理が、美味しいのは勿論ですが、食べた人を元気にするのは当たり前です。

 

癒される人々

心が折れてしまった方々に対して、佐藤初女さんは特別なカウンセリングする訳でもなく、適切なアドバイスをすることもしません。ただ黙って寄り添い、訪れた方々がひとりでに話し出すのを待つだけです。佐藤初女さんの前にいると、悲しみや苦しさを安心して吐き出せると言います。そして、自分の悲惨な境遇を話しているうちに、自分の話が佐藤初女さんに傾聴され共感されるうちに、解決策を自分で見出すようになると言います。何日か泊まって佐藤初女さんの心こもった料理を食べて、対話しているうちに、少しずつ元気になり都会に戻る勇気が与えられるそうです。

自殺願望の人を救う奇跡のおむすび

ある時、心が疲れて生きる希望もなくなり、もう死んでしまいたいという自殺願望の方が森のイスキアを訪れます。宿泊もせずに帰ると言い張るその方に、佐藤初女さんは心を尽くしたおむすびを持たせ、帰る列車の中で食べなさいと言って送り出します。帰宅する列車の中で、おむすびを食べようとしたその人は、とても驚きます。食べる時に温かいようにと、タオルで優しくくるんでありました。そして、食べた時の感触と言ったら、今まで食べたことのない優しい食感で、口に入れたとたん自然とほどけるほどの握り方でありながら、崩れることのないしっかりした握り方。こんなおむすびは初めての経験。塩味も最高。こんなにも食べる人の気持ちに成りきったおむすびを、自分の為に作ってくれるんだと感激したそうです。愛情たっぷりのおむすびを食べて、その方は涙が流れて仕方なかったと言います。そして、こんな素晴らしいおむすびを握ってくれることが有難く、世の中は捨てたもんじゃないなと思い、また生きてみようと思い直したそうです。佐藤初女さんのおむすびは、奇跡のおむすびと呼ばれています。

多くの善意から生まれた森のイスキア

この「森のイスキア」は多くの方々の寄付によって、建設されました。また、地域の大勢のボランティアが運営のお手伝いをしています。つまり、多くの方々の善意によって、この施設が運営されているのです。森のイスキアという名前は、イスキア島の伝説から名づけられたそうです。偶然にも、イスキア島とこの森のイスキアの緯度は、まったく同じだったことが、設立された後で解ったそうです。さらに、イスキア島には、温泉があります。この森のイスキアも温泉が湧き出ています。共通点がこんなにもあるというのは、偶然ではなく必然だろうと考えている人が大勢います。

イスキアの郷しらかわの命名

イスキアの郷しらかわは、森のイスキアの佐藤初女さんをリスペクトして、初女さんに少しでも近付きたいと名づけました。弘前は遠い場所にあるために、西日本の方々は訪問しにくいですし、度々訪れるのは大変です。また、森のイスキアは冬期間は積雪により休館します。首都圏から近い白河市だからこそ、一年を通じて皆様方をサポートできるので、少しでも佐藤初女さんのご遺志を繋ぎたいと思い、イスキアの名前をお借りして開設することにしました。

向かって左側にいるのが私です。12年前に森のイスキアを訪問して、歓談させていただいた時のツーショットです。優しくてほんわかと包んでくれるような雰囲気を持った、とても素敵な方でした。初女さんの作られた料理もご馳走になりましたが、なんの変哲もない田舎料理でしたがほんとに美味しくて、心がやすらぎました。初女さんの作られるような料理を作りたいと思っています。食べる人を癒すことが出来る優しくて思い遣りのある料理を目指しています。

2016年2月に佐藤初女さんは永眠されました。その後、森のイスキアを引き続き運営される後継者は出てきていません。ましてや、全国でも同じように心が折れた方々を救う施設は開設されていないようです。イスキアの名前をつけた各施設はあるようですが、森のイスキアのような施設はできていません。少しでも、佐藤初女さんのような活動が出来ればと思い、このイスキアの郷しらかわを開設しました。是非、ご活用ください。

 

ブログ

お問い合わせ

お問い合わせ・または確認したいことがありましたら、こちらのフォームから送信してください。さらに、宿泊研修の申し込みも承ります。原則として、翌日までにご返事をメールで送ります。(長期出張中の場合は、翌々日になるかもしれません)
何か困り事や悩み事がありましたら、どんなことでも結構ですからご相談ください。(例:子どものこと、家族のこと、職場のこと、メンタルの病気、ストレスのこと、等々)
各種の人生相談もお受けいたします。

 

偽名やHN.でのご相談も承ります。なお、個人情報やプライベートなことの秘密は絶対に守ります。相談内容などのウエブサイトで開示するようなことは致しません。なお、電話での相談がご希望であれば、問い合わせフォームで電話希望と書いていただけましたら、電話番号をお知らせします。FBで「舟木仁」の名前で登録してありますので、メッセンジャーで送付してもらってもかまいません。