ゴースト血管が怖い!

現代人にゴースト血管が増えていて、深刻な健康被害を起こしているということがNHKスペシャルで放映されていた。今までの医学常識によると、高血圧や高脂血症によって血管の動脈硬化が起きて様々な心臓疾患や脳疾患が起きているということだった。ところが最新の医学研究から、それらの主要血管だけでなくて毛細血管の異常も深刻な疾病を起こすことが判明したというのである。毛細血管が消えてしまい、まるでゴースト(幽霊)のようになるので、『ゴースト血管』と名付けられたらしい。

人間の血管は、心臓から送られて還ってくる主要血管と毛細血管から成り立っている。そのうち主要血管は全体の1%程度であり、残りの99%は毛細血管だという。主要血管から枝分かれした毛細血管は、各臓器・組織に縦横無尽に張めぐらされている。そして、各臓器や各組織に血液を流して、その中に含まれている酸素や養分を届けているのである。つまり、人間の身体の機能は毛細血管によって維持されていると言っても過言ではない。毛細血管は人間にとって必要不可欠で、とても大事な血管なのである。

心臓、肺、肝臓、心臓、脳、筋肉、骨などすべての大事な臓器と組織に毛細血管が張めぐらされている。酸素や養分だけでなく、人間の巧妙なネットワークに必要な神経伝達物質である各種ホルモンなども届けている。これらがもし届かなれば、大変なことになる。各臓器や組織が死滅するだけでなく、人体のネットワークシステムも破綻してしまい、重篤な疾患になり兼ねない。毛細血管がゴースト化してしまい、その働きを失ってしまったら、人間の各種機能が低下するのは間違いない。だから、ゴースト血管は由々しき大問題なのである。

どうしてゴースト血管になってしまうかというと、どうやら血流障害がその原因らしい。高脂血症や高血圧などの基礎疾患があり、そこにストレスや不適切な食事や生活習慣が加わり、血液の流れが滞って毛細血管の外壁が壊れてしまい、毛細血管の途中から血液が漏れてしまい、その先に血液が流れなくなるという。そうすると、その先にある毛細血管が消失してしまい、ゴースト血管になると考えられている。その為に、実に様々な症状や疾患が起きていると言われているのである。

その症状や疾患とは、主なものを上げると、認知症、薄毛、しわ・たるみ、骨粗鬆症、腎機能障害、肝機能障害、心臓血管障害、脳血管障害、冷え症などである。あくまでも想像であるが、毛細血管の本来の働きがなくなり、血液が届かないのであるから、ナチュラルキラー細胞や免疫細胞も届かなくなるのだから、悪性腫瘍だって発生する危険性も高まるであろう。血流が阻害されると身体全体の体温低下が起きることから、癌ができやすくなるとも言える。子宮に血液が届かなくなると、子宮筋腫ができやすくなるし、乳房に血流障害が起きると石灰化してやがて乳癌になる可能性もある。

それでは、どうすればゴースト血管を防げるのだろうか。NHKスペシャルでは、ゴースト血管を防止するために、こんな方法を薦めている。まずは、血流を滞らせる生活習慣を見直すことだという。睡眠を十分にとること、シャワーだけでなく湯舟にゆっくり浸かること、タバコを止めること、過度な飲酒をしないこと、食べすぎないこと、糖分・塩分・脂質を取り過ぎないこと、適度なアウトドア運動を週に3回以上すること、を薦めている。それにストレスを溜めないことも大切だとしている。筋肉、特に下腿の腓腹筋(ふくらはぎ)を鍛えることで効果があるとしている。

さて、ゴースト血管が出来るのは、すべて自分の生活習慣や暮らし方に関わっているということが解った。とすれば、ライフスタイルを変えることが必要だということになる。ゴースト血管は、一度そうなったとしても、短期間に生活習慣を改善すると元に戻るらしい。何となく冷え症になってきた、手先が冷たくなったという自覚症状があったら、自分の生活全般を見直すことが必要だ。特に、食習慣が大切だと思われる。野菜中心の手作り惣菜で、塩分・糖分・脂質を摂り過ぎない腹8分目の食事が大事であろう。カップ麵などのインスタント食品やジャンクフード、そしてファーストフードこそがゴースト血管の元凶だと言わざるを得ない。

 

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春の体調不良は山菜で治す

長い冬が終わり、やってきた春の訪れは、心身をウキウキとさせる。その一方で、春の体調不良に悩まされる人も少なくない。何となく身体が思うように動かなかったり、不定愁訴のような症状に苦しんだりする。病院に行って各種の検査を受けても、検査結果に異常は見つからず、単なる心身症として処理される。原因不明であるから、投薬治療の対象でもなく、手の打ちようがないのである。ストレスによるものだろうと言われるものの、心当たりのストレスはなく、春が過ぎて行く頃には症状が収まってしまう。

この春にやってくる体調不良の原因は何であろうか。免疫学の大家で先年亡くなった、新潟大学医学部教授の安保徹先生は、その体調不良は気圧の変化による自律神経のアンバランスだと主張していた。春がやって来ると、日本列島に移動性の高気圧と低気圧が交互にやって来る。高気圧は気圧を高くするから酸素濃度を濃くするし、低気圧は気圧を低くするので酸素濃度が薄くなる。その差はごく僅かだろうと思うが、人間の身体にとってはこの変動が大きく影響する。特に、移動性なので酸素濃度の変化の速さがあり、人間の自律神経の調整機能が追い付かないのである。

高気圧によって酸素の摂取量が増えると、自律神経の交感神経が活性化する。古来より、晴の日は外に出て狩りや農業をしてきたので、交感神経を高めて身体を活動体制にするのであろう。一方、低気圧は酸素摂取量を減らして、自律神経の副交感神経を優位にして、身体をリラックスさせる。雨の日は、休養に充ててきた体験からそのように進化したのではないかと思われる。晴の日と雨の日によって、身体をその天気に適応させる調整機能が発達してきたのであろう。この調整機能が災いして、春に体調不良を起こすのだから皮肉なものである。

自律神経の交感神経が優位になると、コルチゾールなどのステロイドホルモンを増やして、血圧を上げて脈拍数も増やし、身体を活動しやすいようにする。アドレナリンやドーパミンを増やす働きも活性化させると見られている。一方、自律神経の副交感神経を優位にすると、脳内神経伝達物質の分泌も抑えて、血圧を下げて脈拍数を減らして、休養をするように仕向けるのであろう。気圧変化が徐々に起こり、高気圧と低気圧が長く停滞するのであれば、自律神経の調整機能は問題なく働く。しかし、高速で移動する春の高気圧と低気圧に調整機能は追い付かなくて、自律神経の不調が起きるのではないだろうか。

さて、この春の移動性高気圧と低気圧に対して起きてしまった自律神経の不調を、どのように治せば良いのであろうか。現代人は、近代医療の恩恵を受けてきたが故に、投薬治療に頼りたがる。確かに、交感神経を優位にしたり副交感神経を優位にしたりするクスリは存在する。気圧の変化に対応して、そのクスリを飲んで調整すれば良いと思うが、そう単純なものではない。頻繁に交互にやって来る高気圧と低気圧に対して、タイムリーにしかも瞬時にどちらのクスリを飲めばよいかを決断するのは、医師でも難しいだろう。

この春にやってくる体調不良を、田舎に住む高齢の人々はあまり起こしていない。自律神経が鈍くなっているのだろうと思うのは、浅はかである。都会に住む高齢者は、体調不良で苦しんでいるのだ。都会と田舎では何が違うのかと言うと、その食生活である。田舎に住む中高年者は、春になると近くの山で採れる山菜を沢山食べているのである。山菜が美味しいから食べるということもあるが、山菜を食べると春の体調不良を無くすことを経験的に解っているから食しているのだ。日本の伝統的食文化は、人間の健康にも貢献しているのである。

どうして山菜が春の体調不良を改善するのかの科学的根拠は、完全に証明されている訳ではない。しかし、ある程度は想像できる。山菜には、身体に有用なミネラル類微量元素が豊富に含まれている。亜鉛、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどの人間にとって大切な微量元素が豊富である。さらに、シュウ酸などのアクが含まれているものが多い。これらの必須微量元素が身体のホルモン調整機能を高めてくれるのではなかろうか。良質の食物繊維も野菜よりも遥かに大量に含まれている。身体に溜まった重金属などの毒素をデトックスする効果もあるらしい。アレルギーも改善すると言われる。春になると、山に住む動物は山菜を必ず食べる。同じ理由からであろう。春の体調不良は、山菜を食べて治すのがよい。

※都会のスーパーで販売されている山菜は、栽培されているものが多く、体調改善の効果は低いと思われます。山で採れた本物の山菜をイスキアの郷しらかわで提供しています。春の体調不良やアレルギーで苦しんでいらっしゃる方は、イスキアの郷しらかわで新鮮で美味しい山菜を堪能してみませんか。さらに山菜は腸内環境を改善してくれるので、気分も改善してくれると言われています。山菜採りのツアーも開催しています。

食べ放題や超激辛料理は危険!

TVでは、連日食レポ番組の放映が垂れ流しされている。その番組の多くは、高視聴率を狙ったせいなのか、とてつもない激辛を扱ったものや食べ放題、超大盛り料理を取り上げた番組が多いのに驚く。昔は、バイキング料理としての食べ放題の食堂やホテルがあったが、それはごく一部であった。ところが、最近は多くの食堂・レストランが食べ放題とか御替わり自由というようなプランが多くなってしまった。居酒屋でも飲み放題というプランのお店が激増している。

このように食べ放題や飲み放題のお店が増えたことも問題であるが、激辛料理を売りにしたお店が増えたということも驚くべきことである。しかもそれが人気を呼んでいて、繁盛しているのだから不思議なことだ。我々のような高齢者は、現在のような味覚の変化にはついていけないと言えばそれまでであるが、果たしてこれでいいのだろうか。料理の量や過激な味を前面に出したお店ばかりが増えては、日本の食文化が廃れてしまうのではないかとの危惧を抱いてしまう。

それにしても、コンビニの弁当やおむすび、総菜などが大量に売れているというのが不思議である。また、ファーストフード店は若者だけでなく中高年者も多くが利用している。コンビニの弁当やファーストフード店の料理を美味しいと感じる日本人の味覚は、間違いなく異常を来しているとしか思えない。化学調味料満載で、しかも異常に濃い味の料理を美味しいと、毎日のように喜んで食しているのは正常な味覚とは言えない。

だから、食べ放題の料理を美味しいと感じ、超激辛の料理を平気で食べることが出来るのであろう。日本料理というのは、素材そのものの持つ味を生かすために、繊細な出汁を利用して、薄味でも美味しいと感じるように、料理人が技術の粋を尽くして調理したものだ。そういう料理を美味しいと感じられるような味覚を、日本人は育んできたのである。これが和食文化の神髄である。世界でも比類なき食文化だと認められ、世界遺産として認められたのである。このような食文化を台無しにしてしまうような料理が人気を博しているということが実に情けない。

日本人の味覚が衰えてしまい、伝統的な和食文化が廃れてしまいはしないだろうか。素晴らしい和食文化と対極にある、食べ放題や激辛などの料理がもてはやされているというのは、どうにも我慢がならないのは私だけではあるまい。今の若者の味覚異常を苦々しく思っている良識ある人も少なくないに違いない。食というのは健康に直結していると言っても過言ではない。売れるから、儲かるからと、健康に悪影響を与えるような食事を平気で提供するというのは、ある意味では未必の傷害罪、または殺人罪と言えなくもないであろう。

食べ放題や超大盛りの食事を続けたら、生活習慣病まっしぐらである。昔から腹八分と言われてきたではないか。食べ過ぎが肥満やメタボを生んで、それが引き金になって高脂血症や糖尿病になり、重篤な脳疾患や心臓疾患を発症して寝たきりになるという流れだ。これでは、医療保険、介護保険、年金制度が破綻するのは当然である。慎ましく健康的な生活スタイルを続けてきた人が、そういう自堕落な人間の尻ぬぐいをさせられるなんて、とんでもないことなのである。食べ放題や超大盛りを食べることは自殺行為でもあり、このような食事を提供する人は自殺ほう助罪になると言っても過言ではない。

また、超激辛料理の危険性は言うまでもない。胃腸に刺激を与え過ぎて炎症を起こすだけではなく、重大な影響を身体に与えてしまうのだ。辛過ぎるものを食べると、人間は一時的に体温が上昇し汗をかく。ダイエットに良いとされるのは、そのせいだろう。ところが、自律神経が一時的に副交感神経を働かすが、その反動でその後交感神経が過剰になり、逆に体温を極端に低下させてしまうのである。このようなことを何度も繰り返すと、自律神経が破綻してしまうのは当然である。自律神経のバランスが崩れてしまい、やがては重篤な疾患へと進行してしまう。腸内環境も悪化する。超激辛料理も自殺行為と言えよう。飲食店を経営する人は、人々に『健康』を提供しているんだという自覚を忘れないでもらいたい。

休職を選択せざるを得ない訳

職場を休職している社員・職員は少なくない。正確な数字はなかなか掴めないので、その実態は明らかになっていない。何故なら、完全に1ケ月以上休んでいるケースもあれば、時々は出勤して休む例もある。または、医師から半日勤務などを指示される場合もあるので、どの休み方をすれば休職とカウントされるのかの基準があいまいである。さらには、企業、団体、行政側でも内外に対して積極的に情報公開をしたがらないという事情もある。ましてや、給料が支給されていて、健康保険料や年金保険料が納付されていると、厚労省としても把握することが出来ないのである。

休職をしている理由は、メンタル面での就業困難によるものが非常に多くなっているらしい。うつ病、抑うつ状態、双極性障害、適応障害、社会不安障害、パニック障害などのメンタル障害による休職が増加しているという。このメンタル障害になる原因は、職場環境、または仕事における過度のストレスやプレッシャーを感じたことによると見られる。特に多いのは、対人関係のストレスだと言われている。この社会は非常に生きづらい世の中だと言われているが、職場もまた同じように生きづらさを抱えてしまう場所らしい。どうしても、職場に出勤できなくなってしまい、休職を選択せざるを得なくなると思われる。

いくら対人関係のストレスが原因だと言っても、休職せざるを得ない人がいる一方で、普通に勤務している人もいる。どうしたって休職している人に対する風当たりは強い。同じ条件で働いているのに、どうして特定の人だけが出勤できないんだと、声には出さないけれど批判的な態度をする人は少なくない。メンタル障害に対する社会的な理解は進んでいると言っても、実際に自分が所属している職場における、限られたマンパワーが少なくなり、他のメンバーに負担がかかる状況がれば、不満は大きいであろう。休職者がなかなか復帰出来ない理由のひとつが、実はそのような圧力を感じるせいかもしれない。

さて、休職をせざるを得ない理由は、本人のメンタル障害だとしても、そうならざるを得ない事情が職場に存在すると思われる。それでは、同じような環境におかれているのに、メンタルを病んでしまう人とそうでない人がいるのはどういう訳だろうか。まずは、人それぞれの置かれた状況は同じようでも違う条件にあるということが言える。新人で仕事をまだ覚えていないのに、あまりにも過酷な仕打ちを受けてしまうケースもある。管理職になったばかりに、上にも気を遣うし、指示に従わず勝手な行動をする部下に振り回される例もある。部長になったお陰で、過酷な達成目標を設定され、役員から無理難題を突き付けられて滅入ってしまうケースもある。

それでも、そんな苦難困難を何とか乗り越えられる人もいたのにと息巻く人もいるだろう。では何故、そんな違いが出てくるのかというと、それはやはり本人の気質や認知傾向、そして自身の価値観に大きな違いがあるように思われる。酷い仕打ちや過酷ないじめを受けても平気な人もいる。しかし、心が優しくて思いやりがあり、他人の気持ちを敏感に感じる感性が鋭い人ほど、他人の悪意をまともに引き受けてしまう傾向にある。つまり、世の中には鈍感な人と他人の気持ちに対して敏感過ぎる人がいるということである。メンタルを病む人は、後者のケースが圧倒的に多いみたいである。だから、他人の悪意や身勝手で自己中心的な態度を取り続ける上司や同僚に我慢がならないのである。かくして、そんな職場環境に居場所がなくなり、メンタルを病んで休職するという選択肢しかなくなるのであろう。

不登校、ひきこもりをする子どもや若者も同じような傾向にあると言われている。つまり、感受性が強いばかりに周りの悪意に満ちた雰囲気に耐えられないのである。自分を権力や権威で無理やりに支配し制御しようと企む、周りの悪意を感じるのであろう。学校にも職場にも、そして家庭の居間にも、安心する居場所がないのだ。それじゃ、職場環境や学校の環境が変わらない限り、学校や職場に復帰できないのかというと、そうではない。先ずは、職場における他の社員や職員が間違った価値観に支配されているということを認識することが必要である。本来組織というのは、全体最適や関係性重視の価値観で管理運営されるべきなのに、実際はそうなっていないし、自分はその間違いを認識している数少ないエリートだと深く認識すべきである。

そのうえで、間違っている他の社員と職員を許し受け容れる、深い寛容性と受容性を身に付けることである。他の社員や職員は、全体最適と関係性重視の高い価値観を教えられて育っていない。学校でも家庭でも職場においても、そんな教育を受けていないのだから当然だ。自分さえ良ければいい、自分の幸福や物質的な豊かさが確保されれば、他の人がどうなっても関係ないと思い込まされてきたのである。個別最適の教育である。行き過ぎた個人主義と競争主義が生んだ弊害でもある。客観的合理性の近代教育を受け続けると、誰でもそうなるのだ。その間違いを何となく気付いているから生きづらさを抱えて、メンタルを病んだのである。その間違った低い価値観を、高い価値観を持った人は許せるし、慈悲の心で受け容れることが可能になる。そうすれば、必ず休職から脱却できる。これが休職から完全に社会復帰できる唯一の道だと言えよう。

 

※イスキアの郷しらかわでは、何故メンタルを病んでしまい休職を選択せざるを得なくなったのかを、詳しく解説しています。そのうえで、正しくて高いシステム思考の哲学という価値観を学び、自分は間違っていなくて周りが間違っているんだという確信を得る研修をします。そうすれば、間違った価値観に支配されて酷い仕打ちをする人たちを許し受け容れる心が芽生えます。そうすれば社会復帰が可能になるのです。これが社会復帰へと進む道です。休職者が大勢いて困っている職場の研修にもご活用ください。問い合わせフォームからまずはご相談ください。

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PTSDは自分で癒せる

PTSD(心的外傷後ストレス症候群)は、一度なってしまうとなかなか離脱することが出来ず、長い期間に渡り苦しめられると言われている。愛する家族を震災や大事故で失った際に起きやすく、ましてや自分が助けることが出来たのにも関わらず、助けられなかったというようなケースは重症化しやすいという。兵庫淡路島の大震災や東北大震災で家族や愛する人を亡くされた方で、PTSDになられた方が多かったのではないかと思われる。また、予想以上のあまりにも悲惨な出来事に遭遇してしまい、自分の生命が脅かされるような体験をしても、重症のPTSDになりやすいとも言われている。

また、PTSDになりやすいのは、犯罪被害者やその家族である。さらに、公共交通機関を利用している時に事故に遭ってケガをしたような場合もPTSDになりやすい。交通事故のもらい事故も同様である。何故かというと、自分にはまったく非がなくて、理不尽な原因で被害を受けたからであろう。自分にある程度責任や原因がある場合は、この失敗を二度と起こさないように注意すれば、事故再発は予防できる。しかし、不合理な原因や理不尽なことで被害者になるような事件事故は、自分の力では予防できない。したがって、また被害者になるのではないかという不安感や恐怖感はなかなか消し去ることができないのであろう。

ところで、PTSDになりやすい人となりにくい人がいる。同じような辛い体験をしたとしても、立ち直りが早い人といつまでもショックを引きずる人がいる。または同じように理不尽な目に遭って被害者になっても、まったく気にしない人もいれば、不安感と恐怖感がいつまでも消え去らず、PTSDになってしまう人もいる。これは何故かと言うと、おそらくは脳内ホルモン、つまり脳内神経伝達物質が分泌されている量の差ではないかと思われる。PTSDになりやすい人は、オキシトシンやセロトニンの分泌量が少なく、ノルアドレナリンの分泌がそもそも多い人ではないかと思われる。

この辺に、PTSDを和らげるヒントがありそうだ。つまり、オキシトシンとセロトニンの分泌量を増やし、ノルアドレナリンの分泌量を抑制すれば、不安感や恐怖感を払拭することが可能になり、PTSDを癒せるのではないかと思われる。セロトニンやオキシトシン、ノルアドレナリンなどの脳内ホルモンを正常に分泌するには、腸内環境整えるのが良いと言われている。腸内細菌の善玉菌が増えるような食生活が良いだろう。食物繊維の多い野菜や海藻を食べ、発酵食品を摂るのがよい。食品添加物の入った食品は避け、伝統的な和食を勧めたい。そうすれば、交感神経のバランスが取れるし、脳内ホルモンは正常になり、PTSDを和らげることに繋がる。

PTSDを自分で癒せる心理療法もある。それはマインドフルネスというコーピングである。抱え込んでいる心的外傷に心が支配されているから、いつも苦しんでいる。考えないようにすればするほど、そのトラウマが自分の心に重くのしかかる。だから、少しの時間でもいいから、この心的外傷を忘れることが出来たら、人間の脳は活性化する。しばしの時間であっても、トラウマの思考を停止させることで、自分でその解決に向かって進めるのである。言い換えると、自分の心をトラウマの記憶が支配する限り、他の有効な解決策を考えられないが、トラウマを一時的に手放すことが出来たら、冷静に判断できるようになるということである。その方法がマインドフルネス、つまりは他の思考で心をいっぱいに満たすことで、トラウマの記憶を停止させる方法なのである。

勿論、マインドフルネスでトラウマの記憶を完全に消し去ることは不可能だ。しかし、トラウマの記憶を右脳から左脳に移し替えることは可能である。マインドフルネスを実践して、冷静に自分を見つめることが出来て、トラウマの記憶を客観的に観察すると可能になる。トラウマの記憶が右脳にある時は、悲しい、苦しい、辛い、憎い、怒る、そういうマイナスの感情と共にある。だから冷静にしかも客観的に観察できないので苦しむ。ところが、何度もマインドフルネスをすることで、自分の記憶を右脳から左脳に移し替えられる。そうすると、トラウマの記憶に対する不安感や恐怖感も和らげられるのである。マインドフルネスだけでなく、適切なカウンセリングも同じように右脳から左脳に記憶の移し替えができる。ブログや日記を書くことでも可能だ。PTSDは自分でも癒すことが出来るということである。

 

※イスキアの郷しらかわでは、PTSDを自分で癒す方法をレクチャーしています。食生活もそうですが、マインドフルネスの実践法、右脳から左脳へのトラウマ記憶の移し替え方法、不安感や恐怖感を捨て去る認知行動療法、様々な実践編をお伝えします。これは、ストレス解消法にも通じます。なお、PTSDに苦しんでいらっしゃる方を、メッセージのやり取りでもある程度癒すことが可能です。是非、お問い合わせをしてください。

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パニック障害の原因と対策

パニック障害は、なかなかやっかいな精神障害である。薬物療法によってある程度症状は抑えられるものの、完治するには長い年月を要するケースが多い。中には、完治することなくずっとパニック発作に苦しめられている患者も少なくない。緊急避難的に薬物療法に頼ったとしても、完治するためには適切な心理療法が必要だと思われる。パニック障害の原因は、完全に解明された訳ではなく、通称脳内ホルモンと呼ばれる脳内神経伝達物質の分泌異常だと推測されている。

関係している脳内ホルモンは、次の三つだと言われている。ノルアドレナリン、セロトニン、GABAであり、そのうちノルアドレナリンが過剰に分泌されることが一番影響しているらしい。セロトニンとGABAの分泌は少なくなるという。何故、ノルアドレナリンが多くなりセロトニンが少なくなるかというと、偏桃体が過剰に興奮するからだと推測されている。海馬などの大脳辺縁系の異常も指摘されている。つまり、大脳辺縁系などの脳が誤作動することによるものではないかと考えられている。

何故、脳が誤作動を起こすのかと言うと、自分で処理するのが不可能な急激で巨大なストレスがもたらされたからではないかと思われる。脳のシステムは複雑である。乗り越えることが不可能な強大なストレスやプレッシャーにさらされると、自分の心身を守るために防護システムを作動させる。ところが、その防護システムというのは両刃の剣であり、その防護システムが暴走してしまい、過剰反応、いわゆる誤作動を起こすらしい。これが、パニック障害などの精神障害を起こすシステムだろうと推測されている。

さて、パニック障害を乗り越えるには、この誤作動を正常に戻してあげれば良いのだが、これはなかなか難しい。しかし、けっして不可能ではない。まずは、脳内ホルモンの異常分泌を和らげる方法であるが、腸内環境を改善することで可能となる。パニック障害を起こしやすい人、またはパニック障害になった人の食生活は乱れていることが多い。自律神経のバランスも崩れて、交感神経が異常に興奮しやすくなっている。野菜や海藻が中心の食事、それも食物繊維が豊富な食材を利用した食事を摂るとよい。特に発酵食品が最適である。乳酸菌、特にビフィズス菌などは善玉菌と呼ばれている有用な腸内細菌である。

肉類はあまり摂らないほうが良いと言われている。腸内細菌の悪玉菌を増やすし、自律神経の交感神経を興奮させやすい。肉類を常時大量に取る人は、どうしてもキレやすくなる。粉食を避けて粒食を推奨したい。パンや麺類はなるべく摂らずに、米食中心で伝統的な和食を勧める。特に悪いのはカップ麵である。ジャンクフードやファストフードは避けたい代表的な食品である。添加物が多く入った惣菜や加工食品も避けたい。お酒は、飲み始めの時間は交感神経の副交感神経を優位にするが、2時間を過ぎると逆に交感神経を興奮させてしまう。出来たら、毎日飲むような習慣性の飲酒は慎みたい。

最近になってパニック障害に影響する新たな脳内神経伝達物質が注目されている。それは、幸福ホルモンや安心ホルモンと呼ばれているオキシトシンである。このオキシトシンが不足すると、不安や恐怖感がマックスになりやすい。オキシトシンというホルモンは、別名愛情ホルモンと呼ばれ、愛情不足になると分泌されなくなる。したがって、豊かな愛を実感することで増える。しかも、愛を体感することが必要である。愛する人とのスキンシップやハグ、または手をつなぐという行動がオキシトシンを増やす。それ以上の激しい愛の行為もお勧めである。さらには、見返りを求めないボランティアや市民活動もオキシトシンを増やす。このボランティアは、セロトニンも増加させるから一石二鳥である。

パニック障害になった人は、どうしても将来に対する不安が大きい。何がどうのということではなく、漠然とした未来への不安がある。その不安をないことにしたくて、考えたくないと封印するケースが多い。実は、これが逆にやっかいな突然の発作を起こすのである。本当は、この不安に対して逃げずに向き合い、不安を認め受け容れることが必要なのである。その為には、マインドフルネスという手法を利用したストレスコーピングや、適切なカウンセリング支援が必要であろう。いずれにしても、パニック障害はライフスタイルを抜本的に変えて、認知傾向を変化させなければ乗り越えることが出来ない。逆に言えば、これが実施できたらパニック障害を乗り越えられるということである。

 

※イスキアの郷しらかわでは、パニック障害の方々に対するサポートをしています。まずは数日間イスキアの郷しらかわに宿泊して、食生活などのライフスタイルを抜本的に変えます。その間、ストレスコーピングの方法や認知行動療法の仕方を学びます。マインドフルネスの実践もします。是非、ご利用ください。まずは問い合わせフォームからご相談ください。

インフルエンザは予防できる!

この時期、毎年インフルエンザが猛威を奮う。幼児と高齢者は特に注意が必要だと、どこのマスメディアも注意喚起をしている。持病を持っていて体力のない高齢者は、それこそインフルエンザは命とりにもなり兼ねない。だから、高齢者の方々は予防注射を受ける人が多い。ところが、予防注射を毎年受けているのに、どういう訳かインフルエンザに罹る人がいる。ましてや、中高生や青年であってもインフルエンザに毎年のように罹患する人がいるのだ。一方、インフルエンザの予防注射なんて一度も受けていないのにも関わらず、インフルエンザに罹ったことがない人がいる。

どうして、こんな違いが出てくるのであろうか。実は私も、生まれてこのかたインフルエンザに罹ったことがないのである。それも予防注射は絶対に受けない主義だ。ましてや、重い症状の風邪にも罹ったことがなくて、風邪のせいで学校や会社を休んだためしがない。実は、こういう人が世間には意外と多いのである。反対に、日頃は頑健な身体を持っているのに、しょっちゅう風邪を引きやすく、インフルエンザに毎年罹っている人も多いのである。これはどうしてであろうか、実に不思議なことである。

医療関係者は、このような違いは個人差によるものだと言っている。その個人差とは、簡単に言うと免疫力の違いである。自己免疫力の個人差があり、免疫力の高い人はインフルエンザには罹らず、免疫力の低い人はワクチンを接種したとしても、インフルエンザに罹ってしまうし、重症化しやすいというのである。免疫力の高い人は、例えインフルエンザに罹ったとしても、殆ど症状らしいものも出ずに治ってしまうという。それじゃ、予防ワクチンを打つのは止めて、自己免疫力を高める努力をしたほうが確実ではないかと、誰でも思う事であろう。

自己免疫力を限りなく高めることが出来たら、インフルエンザだけでなく他の重篤な疾病にもならないし、健康で長生きできるのだ。これは、無駄な医療費や介護費も削減できるから、最高の社会貢献ではないか。どうしたら自己免疫力を高められるのかと言うと、実に簡単である。5つの方法がある。①腸内細菌を正常にする②骨を刺激する運動と心肺機能を高める運動をする③身体を冷やさずに体温を高める④ストレスを溜めずに解消する⑤身体を酸化させない生活→これだけを守って生活すれば、限りなく自己免疫力は高まるしアレルギー疾患や免疫異常にもならない。私はこれを実践しているから病気知らずだ。

①腸内細菌を正常にするには、やはり健康的な食生活が大切である。酒とたばこ、そして化学薬品や食品添加物を摂取しない。野菜中心の食生活で、ジャンクフードやファストフードは食べない。肉類や砂糖類はなるべく摂らず、発酵食品を多く取る。食材はなるべく地産地消を心掛け、旬のものを利用する。②骨を刺激する運動は免疫力を高めるので、負荷のかかる歩行や走行、階段や坂道を上り下りする運動が良い。心肺機能を高める運動と共通する運動というなら、ストレス解消にもなるトレッキングや登山がベストだ。

③身体を冷やさず体温を上げる為には、体温を上げる食事が良い。根菜類や冬野菜を活用した食事が体温を上げる。入浴はシャワーでなく、毎日必ず浴槽にゆったり浸かる。冬は腹巻をするし、ネックウォーマーやレッグウォーマーを利用する。④ストレスを溜めないようにするには、怒りや憎しみ、さらには妬みや嫉みを持たないことである。その為には、相手の尊厳を認め受け容れ、自分の思い通りに他人や身内を支配するとか制御しようとしないことだ。寛容と受容を無理なく出来る精神性を持たなくてはならない。さらには、ストレス解消の趣味やスポーツをするのもよい。マインドフルネスを心掛けることもよいだろう。

⑤身体を酸化させないようにするには、まずは抗酸化の働きがある飲食物を摂取することである。マーガリンやショートニングは絶対に摂ってはならない。水は消毒薬の使用されていないものを使用し、殺菌剤や漂白剤を使用した食材を避けることである。身体に直接触れる物も、殺菌や抗菌を謳った製品も避ける。シャワーには消毒剤を浄化するフィルターを使うか、一度湯舟に浸かってから身体を拭き上げるとよい。塩素は身体を酸化させるから、循環させて塩素消毒する温泉やプールも避けたほうがよい。

このように、これらの5つの自己免疫力を高める努力をしていれば、インフルエンザには罹らない。もしインフルエンザに罹患しても、症状が軽くて知らないうちに治る。殆どの家族が毎年インフルエンザに罹っているのなら、それは間違いなく食事の問題である。食事を徹底して野菜中心にして、手作りで添加物の入らない健康食にするとよい。パンや麺類は避けて、米食にしたらいい。インフルエンザに罹らないばかりか、アレルギーも改善するし、自己免疫疾患も寛解する。メンタル面でも元気になり、気分障害もよくなる。病気知らずの生き方が可能になる。

 

※イスキアの郷しらかわでは、インフルエンザに罹らないライフスタイルを確立するための支援をしています。心身の病気から離脱する食生活と運動などを、実際に体験してもらいます。また、ストレス解消のコツを、精神論ではなくて科学的な手法を用いて伝えています。インフルエンザに毎年罹っている方、お子さんが病気がちな方、是非ご活用ください。

禅寺の修行でアレルギーが治った?

アレルギー患者が禅寺で修行すると、その辛い症状が治まってしまうという驚きの結果が現れているという。その注目されているお寺とは、神奈川県川崎市鶴見にある曹洞宗の大本山總持寺である。ここでは若い修行僧である雲水が日々厳しい修行を続けている。禅寺の朝は早い。早朝3時から起きて座禅やお掃除などのお勤めをする毎日である。質素な食事と厳しい修行は、贅沢な食生活を送ってきた若者にとっては、相当な苦難の日々であろう。しかし、何週間かその辛い修行を続けているうちに、アレルギー症状が緩和されるという。個人差はあるものの、徐々に症状が和らいできて、しまいには殆どなくなるというから不思議である。

三大禅宗のひとつである曹洞宗は、道元禅師が始祖とされる仏教の宗派である。福井県に大本山永平寺があり、能登にも總持寺祖院がある。石川県能登の總持寺が消失したのをきっかけにして、現在の鶴見に建立されたのが大本山總持寺であると伝えられる。禅寺の食事は、ご存知のように精進料理である。野菜と胡麻豆腐、そしてごくわずかなお粥だけである。成年男子が必要とされるエネルギー量にはほど遠いカロリー量だという。無用な外出は禁じられ、食事の他におやつや菓子などは食べられない。この精進料理こそが、アレルギー症状を緩和してくれる救世主ではないかと見られている。

精進料理はそれこそ、ゴボウ、大根、ニンジン、青菜などの繊維質の豊富な野菜と胡麻豆腐、そして米が原料である。肉、魚は摂取できない。この精進料理の食物繊維がアレルギーを治してくれるのではないかとみられている。最近になって、さらに進化した最新医学研究によって、腸の働きがアレルギー症状を軽減してくれることが判明してきた。腸内細菌が免疫を正常にしてくれるらしい。アレルギー疾患や免疫異常が最近特に増えているのは、腸内細菌が異常になっているからではないかというのである。

最新の医学研究によって、腸内細菌の中のひとつクロストリジウムという菌が注目されている。このクロストリジウムという菌が少ないとアレルギー疾患や免疫異常を起こしやすいということが解ったからである。このクロストリジウム菌が少ないと、免疫を制御する働きを持つ制御性T細胞というものが作られなくなる。そうすると、免疫細胞が暴走してしまい、免疫異常を起こすというメカニズムがある。この制御性T細胞は、通称Tレグと呼ばれる。Tレグが作られないと免疫の暴走が止められないというのである。

実は、アレルギー疾患の患者さんと免疫異常の疾患を起こした患者さんの便を検査したところ、共通していたのはクロストリジウムという腸内細菌が殆どなかったという事実である。さらに驚いたのは、修行前にはクロストリジウム菌が少なかったアレルギーを持つ雲水たちが、驚くことに修行後はこのクロストリジウム菌が増えていたのである。つまり、クロストリジウム菌が精進料理によって増えて、免疫を制御するに充分なTレグが作られたということが検証されたのである。それによってアレルギー症状が改善したのである。

何故、こんなにもアレルギー疾患や免疫異常の疾患が増えたかと言うと、食事の欧米化と食生活の乱れであろう。自己免疫疾患と呼ばれる、リウマチ、膠原病が中高年女性に増加している。免疫の暴走は、クロストリジウムの減少が起きて、Tレグが作られなくなったからだということが判明した。腸内細菌を正常にすれば、自己免疫疾患だって良くなる可能性があるという喜ばしい情報がもたらされたのである。それじゃ、精進料理を毎日食べたら、アレルギー疾患と免疫異常の疾患が治るかと言うと、そう単純なものではないだろう。他の食生活や生活習慣、またはストレスもおおいに関係しているに違いない。

雲水の修行生活では、まず便利な生活ではなくて不便を強いられ、毎日自分達で掃除して料理を作り座禅をする。修行そのものはストレスでもあるが、慣れてきてそれがクセになればストレスではなくなる。座禅は、マインドフルネスという唯識を実践するから、これもストレス解消になる。さらには、ファストフードやジャンクフード、化学薬品や食品添加物からほど遠い生活を余儀なくされる。腸内細菌が喜ぶものしか身体に入らない。こんな生活を普段からできたとしたら、アレルギー疾患や免疫異常の疾患が緩和されるに違いない。試してみる価値はあるだろう。

※イスキアの郷しらかわでは、完全な精進料理ではありませんが、それに近い健康的な食事を提供しています。オーガニックで無農薬のお米と野菜を使った自然食です。おやつも自然食ですし、回りにはコンビニもありませんから、滞在中は修行僧と同じような食生活になります。アレルギー疾患や免疫異常の疾患で苦しんでいらっしゃる方は、是非1週間程度の滞在をお勧めします。天然の山菜料理も提供いたします。親戚の者に山菜を送って食べてもらったら、アレルギーが改善されたと喜んでいました。

コレステロールを薬で下げるのは危険!

コレステロールというと、動脈硬化の原因物質だとして、健康を害する悪者として取り扱われている。高コレステロールの状態が続くと、虚血性心疾患になりやすいし、脳血管障害になりやすいと言われている。だから日本では、予防の為にメタボ検診が行われていて、高コレステロール血症の人は、コレステロールを下げる薬剤が投与されて、コレステロールを下げる治療が行われる。したがって、日本人ではコレステロールが悪者という観念が強く、特にLDLコレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれ、嫌われ者として扱われている。

ところが、欧米人と比較すると日本人の認知症患者が何倍も多いことが判明し、その原因を探っていったところ、コレステロールを投薬によって下げ過ぎたことが原因だと突き止めたというのである。米国ではコレステロールを投薬で下げると、アルツハイマーになる人が激増したらしい。それで投薬するのを止めたという。さらに、ヨーロッパでは寝たきりになっている老人は殆どいないのに、日本人の高齢者ではかなりの高率で寝たきり老人が多いが、これもコレステロールを低くしたことが原因らしいと分かった。さらに言うと、日本人のうつ病が多いのもコレステロールが低くしたせいだというのである。いやはや、コレステロールは悪者どこか、健康を保つために大切なものではないか。

コレステロールには、HDLコレステロールとLDLコレステロールがある。HDLコレステロールは動脈硬化を防ぐから善玉と呼ばれ、一方LDLコレステロールが増えると動脈硬化になりやすいので悪玉と呼ばれている。しかし、最近の医学研究によると、LDLコレステロールが下がり過ぎると、うつ病になりやすいということが解ったのである。また、コレステロールを投薬で下げると、糖尿病になる確率が1.7倍になることも判明した。さらには、LDLコレステロールが高い人のほうが統計上長生きすることも解ってきた。そして、LDLコレステロールを下げても、心筋梗塞や脳血管疾患のリスクは減らないことも統計上明らかになったのである。

それでは何故LDLコレステロールを下げるとうつ病になりやすいかというと、セロトニンというホルモンが関係している。ご存知のようにセロトニン不足がうつ病の主要因である。LDLコレステロールは、セロトニンの受容体の細胞膜を作るという重要な働きをしている。LDLコレステロールが不足すると、セロトニンが豊富に存在しても、それを受け取って活用することが出来なくなる。だから、気分障害や不安障害が起きやすくなり、それが不眠を誘発し、重症化してうつ病になるらしい。欧米人と比較して、日本人の中高年に異常にうつ病が多いのは、コレステロールを投薬で無理に下げているせいかもしれない。

最近、数人の中高年のご婦人がコレステロールを低下させる薬を飲んでいて、何となく違和感を覚えているというので詳しく聞き取りを行った。共通している症状が、甘いものが異常に欲しくなり、ご飯を沢山食べたくなっているというのである。間食も猛烈に食べたくなるらしい。さらに、何となく不安な気持になり、不定愁訴の症状を呈しているというのである。更年期の症状かと思い、仕方ないと本人は諦めているが、これはもしかするとコレステロール降下剤の副反応ではないだろうか。人間には恒常性(ホメオスタシス)があり、女性ホルモンが少なくなるとコレステロールを増やして代用しようと働く。だから必要なコレステロールが不足すると、自然と糖分を身体が欲するのである。これではコレステロール降下剤を飲むと、糖尿病になるのは当然である。

女性は更年期になると、女性ホルモン量が低下する。女性ホルモンは免疫を高める働きもあるので、コレステロールをその代用として用いる。したがってコレステロールを自然と増やすのである。だから、中高年女性のコレステロール値が高くなるのは当然であり、むやみに投薬で下げると様々な障害が起きる。下がったコレステロール量を増やすため、無意識で過剰な糖分摂取をする。肥満と糖尿病になるのは当たり前である。コレステロール不足になり、セロトニンが取り込まれずうつ病になる。免疫力が下がり、ガンなどの重病を発症して長生きできない。コレステロールの降下剤を飲むのは慎重になるべきである。特に中高年の女性は熟慮が必要だと言える。

 

※イスキアの郷しらかわでは、様々な不定愁訴の相談を受けています。イスキアの食事は科学的にみても健康を取り戻すのに有効な、理に適ったものです。不定愁訴が何故起きるのかを含めて、どうしたらよくなるのか健康的な食事をしながら、一緒に考えてみませんか。心身の健康相談も含めて、問い合わせフォームから申し込みください。

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若さを保つ秘訣は「骨」

人体神秘の巨大ネットワークというNHKスペシャルを見ていて、びっくりした。老化を制御する働きを骨がしていることが判明したというのだ。骨は、老化をさせるか、それとも老化を防止するのかのキーマンだというのである。そんな馬鹿なと思うであろうが、最新医学はそんなことまで解明しつつあるということである。勿論、老化の原因は他にもあるが、骨がその重要なファクターとなっているとは誰も気づいていなかったが、骨に存在する骨細胞が、老化の鍵を握っていることが判明したのである。

まず骨は、記憶力の向上や低下に関係しているという。骨の細胞から出るオステオカルシンというホルモンが血液によって脳の海馬まで運ばれて、海馬を刺激する。そうすると海馬の働きが活性化するだけでなく、海馬の細胞も増加して大きくなるという。反対にオステオカルシンが分泌されないと、海馬の働きは衰え、海馬の体積も縮小するという。極端に海馬が委縮すると、認知症にもなりやすい。つまり、骨細胞が脳の老化をさせるかどうかを決めるというのである。何とも怖ろしい事実である。

さらに、骨細胞から分泌されるオステオポンチンというホルモンが、人体の各組織に送られて、免疫力を高めるのに役立っているというのだ。オステオポンチンが不足すると免疫力が低下して、ガンや生活習慣病、または重篤な感染症を引き起こすのである。それだけではない、オステオカルシンが筋肉組織に届くと、筋肉組織の細胞を増加させて、筋力アップにも寄与するらしい。さらに驚くのは、オステオカルシンが精巣に届くと、なんとテストステロンというホルモンを活性化させ、精子の生産力を向上させるというのである。こんなにも骨細胞が、人体の老化と若返りに関係しているという事実が解ったというのである。

どうして骨が人体の老化に関係しているのかというと、どうやら骨の状況によって寿命を延ばすかどうかをコントロールしているのではないかと見られる。どういうことかというと、骨の密度が低下してスカスカの状況になってくると、もう無理して長生きさせる必要がないと記憶力や免疫力を下げるのかもしれない。さらには、筋力も低下させてしまうし精力も必要ないと判断するとみられる。骨の状態から判断して、少しずつ老化させて死にむかって進ませるのではないかと推察できる。ある意味恐怖というか、残酷なシステムとも言える。

その際、オステオカルシンやオステオポンチンというホルモンを出す骨芽細胞を増やすかどうかをコントロールするのが、スクレロスチンというホルモンらしい。このスクレロスチンが骨細胞を作るかどうかのアクセル役とブレーキ役を果たしているという。スクレロスチンが多いと破骨細胞が多くなり骨芽細胞が減少する。逆にスクレロスチンが少ないと破骨細胞が少なくなり骨芽細胞が増加する。つまり、スクレロスチンが少ないと骨細胞が増えるし、スクレロスチンが多くなると骨細胞が少なくなる。

ということは、スクレロスチンというホルモンを少なくすれば、骨細胞を増やして老化を防げるということである。もし、スクレロスチンを減少させることが出来たら、若返りすることも可能になるのである。このスクレロスチンをどうしたら減少させることが出来るのかを研究したら、運動することでそれが可能になるということが判明した。その運動も、骨に対してショックを与えるような運動こそ効果が高いということが解った。つまり、歩く、走る、ジャンプする等、骨に対して負荷をかけることで、スクレロスチンが少なくなることが判明したのである。

どんなスポーツをすると効果があるかというと、ジャンプをするといえばバレーボールやバスケットボールが代表的であり、陸上競技も同様である。走って急停止するテニスやランニングも効果がある。高齢者はこんな激しいスポーツは出来ないから、軽登山、ハイキング、散歩でもよい。ただし、階段や急坂を下る時に骨に負荷がかかるのが良いので、平らな処を歩いても効果は少ない。高齢者が骨折して寝たきりになると、急激に老化するのはこのスクレロスチンが増加するからであろう。寝たきりにならないように注意すると共に、ある程度骨に負荷のかかる運動を継続して、若さを保ちたいものである。