ゴルフ練習場でよく見かけるのは、コーチのライセンスを持たないのに自ら指導をかって出て、あれやこれやと細かくコーチしている姿である。それが正しくて的を射るような指摘であればいいのだが、まったく的外れであるばかりか、逆に指導を受ける人を混乱させてしまうような指導が多い。そもそも、指導の仕方も内容も一時代前の古いものであり、今どきそんな指導をしないよなという酷いコーチングである。練習場で自ら進んでコーチしようなんていう者の指導は、まったく効果がないばかりか、逆にマイナスになってしまうのである。
そもそも、殆どのゴルフ練習場では、私的なコーチはお断りしますとしている。ただし、家族への指導とか依頼されている場合だけは、例外としているケースが多い。そうだとしても、一球打つ度に大きな声で細かく指導するというのは、避けてほしい行動である。何故なら、周りでひとり黙々と練習しているゴルファーにとっては、大変に耳障りなのである。はっきり言うと、気が散ってしまうから迷惑この上ない行為なのである。それなのに、つきっきりでダメな所を指摘して、ずっと指導の声を掛け続けるのは、コーチとして失格である。
世の中には、お節介な人間が多いものだ。頼まれないのに、親切心から教えたいのか、それとも誰にも相手にされない位に嫌われていてひとりぼっちだから、話し相手を求めているのか解らないが、余計なお世話を焼きたがるものだ。おそらく後者の理由からであり、孤独感から繋がりを求めているのであろう。無理に教えられる側としては、えらい迷惑なものである。現代の優秀なスポーツコーチは、出来る限り助言や指導を差し控えている。それなのに、事細かくひとつひとつの動作を指摘するのは、間違った指導なのである。
現代におけるスポーツだけでなく全ての指導・教育のやり方は、昔のコーチの仕方と真逆なのである。今以て昔の指導のやり方に固執している前時代的なコーチもいない訳ではないが、最先端の優秀なコーチは科学的な指導方法を取り入れている。人体解剖学は勿論、人体生理学、細胞栄養学、脳科学、行動心理学、発達心理学、物理学、経済学、宇宙工学、量子力学、システム思考、あらゆる科学的手法を駆使してスポーツ指導を行っている。特に、人間の自己組織化理論を根底にした指導理論を確立しているのが大きな特徴である。
自己組織化という概念さえ知らない人間が、人様の指導・教育をしてはならない。これは教育における基本原則である。この自己組織化の考え方を根底にしない指導教育は、やがて破綻する。現在の教育界における問題、虐待、いじめ、ネグレクト、不登校、ひきこもり、発達障害はすべて、この自己組織化の理論に逆行した子育てによって起きていると言っても過言ではない。自己組織化をないがしろにした教育は、効果が上がらないばかりか、教育の当事者を駄目にしてしまう。人間の脳を破壊してしまうから、心身の不調を招くのだ。
ゴルフを指導する人間は、すべての科学的な基礎知識を持たなくてはならない。単なる技術指導だけで、ゴルフが上達することはない。特に、人間がひとつのシステムとして存在するという科学的真実を忘れてはならない。システムが本来あるべき機能を発揮するには、人間すべての細胞や臓器、骨格と筋肉組織がバラバラであれば、身体というシステムは思い通りに動かない。勿論、心と身体が一致しなければ同じだ。心と魂も全く同じである。魂が喜び打ち震えるような導きこそが、ゴルフの指導・コーチには必要なのである。
ゴルフはメンタルスポーツだと言われている。だからこそ、フィジカル&メンタル&スピリチユアリテイの三位一体の指導をしないと、ゴルフは上達しない。フィジカル&メンタル&スピリチュアリティが三位一体となり同期発火をして初めて、思い通りのスイングやパッティングが出来るのだ。旧態依然の指導法で単なる技術指導だけをしたら、結果がどうなるかは明らかだ。ゴルファー自らが技術の間違いを認識し、自分で熟慮して判断し、その解決方法を見出し、どうすれば効果が出るかを試行錯誤して練習を積み重ねないと上達は叶わない。これこそが自己組織化である。指導する者は、誉めるだけで叱ってはいけない。必要最小限の単なるヒントをするだけにすべきで、質問して当事者が気付く手助けをするだけでよい。
※ゴルフに楽しさや喜びを感じられなくなった方、上達が見込めなくなりゴルフが詰まらないと感じる方、年齢と共に飛距離やスコアが低下してきてゴルフの面白さが感じられなくなった方、イスキアの郷しらかわで『ゴルフ合宿』をしてみなせんか。岩盤浴の施設に宿泊しながら近くの練習場でトレーニングしたり、近辺のゴルフ場でラウンドレッスンを受けたりしませんか。ゴルフの喜び&楽しさを再発見できます。
