「病気にならない暮らし辞典」を薦める訳

「病気にならない暮らし辞典」は、最近全国的にブームを起こしている、栃木県の七合診療所の現役臨床医、本間真二郎先生が著した医学書である。医学書といっても、専門医向けではなくて、一般の方々が読んでも理解しやすいように平易な文章で書いてある。心身の不調を感じている人は、是非とも読んでほしい著作だ。自分の体調が思わしくない理由がすべて判明する。原理はいたって単純である。人間本来のあるべき生活をしていないから病気を発症するのであり、自然の摂理に添った生き方をすれば、病気にはならないし、病気で苦しんでいる人は自然治癒に向かうという主張である。

保険診療の医療を経営している医師ならば、絶対に指導しないし助言もしないことを、本間先生は患者に平気で伝えていらっしゃる。何故ならば、先生の指導していることを患者さんが完全に実践すれば病気が完治するし、病気にならないからである。これでは、医院の経営は成り立たなくなるのである。自分の首を自ら絞めてしまうということになる。だから、これは本物だと言えるのだ。勿論、完全に西洋医学の良さを完全に否定している訳ではなく、緊急避難的に必要な時には近代医学を活用するし、西洋薬の投薬だってしている。しかし、基本的に薬や注射に頼らない生き方を指導しているのだから、本来あり得ないことである。

「病気にならない暮らし辞典」は、静かなブームを巻き起こしていて、大ベストセラーへと突き進んでいる。今までこのような著作は多数出版されているが、これほど理に適った医学書は見たことがない。なにしろ、売らんかなというセンセーショナルな内容ではなくて、科学的にも実証されていて、事実のことしか書いていないのだ。しかも、最先端の医学研究でも定説となりつつある、確かな情報でしかも有用な教えが満載なのである。先生ご自身とご家族がこの生き方を実践されていて、健康この上もないのだ。自分でも間違いないとの確信から勧めていらっしゃる暮らしなのである。

この本がどんな内容かを、簡単に説明してみることにする。人間の人体という完全なシステムは、本来健康を保つように出来ている。消化吸収のシステム、毒素を解毒するシステム、体内循環システム、自然治癒のシステム、免疫システム、若さを保つシステム、心を平穏に保つシステム、ストレスを乗り越えるシステム、実に多様なシステムが存在して、そのシステムを正常に働かせれば、心身共に健康で生き生きとした人生を歩めるのである。ところが、近代以降に産業革命が起きて暮らしが一変し、そこに近代西洋医学が発達して、これらの正常な人体システムを阻害する社会環境が蔓延したことから病気が発生したとするのが、この本で記されている基本的な事実である。

本間先生は、あらゆる近代の歴史的事実と疾病の発生を対比させて、実証しているのである。勿論、昔のような不便で不衛生で、しかも物質的豊かさを完全否定する生き方を強いている訳ではない。自然に添っている、自然と共生する、サステナブル(再生可能)な生き方、つまりはLOHASUな暮らしを推奨しているのである。当然、人工的な食品添加物はNOであるし、あらゆる生活品に殺菌剤・漂白剤・抗菌剤は不使用にするとし、農薬不使用でオーガニックな農産物や自然食品を勧めていらっしゃる。そして、食物に含まれている酵素を殺さずに摂取することが肝要であり、発酵食品こそが健康の源だと主張されている。

私たちの生活は産業革命以後、自然や宇宙の摂理に反する生き方に激変してきた。近代西洋医学は、対症療法にシフトし過ぎて、人間本来の免疫力や自然治癒力を低下させてしまった。安易にワクチンや抗生物質を使い過ぎて、人間の本来の機能を低下させて、しかも重篤な感染症や機能不全さえ起こしたのである。最新医学研究によると、インフルエンザのワクチンは効果がないということが判明したし、抗インフルエンザウィルス薬を使わない公立病院が増えてきた。本間先生が以前から主張されてきたことが、ようやく世間でも認知されてきたのが喜ばしい。

本間先生の生き方暮らし方は、これからの我々の社会にとって貴重な指針となるであろう。無駄な投薬や注射を使わなくても健康になるということを市民が認識して実践すれば、今まで完治しなかった患者さんも病気の苦しみから解放される。無駄な医療費もなくなり、社会福祉費や介護費用も激減する。国の財政も好転するし、教育費や保育費に費やされる財源も確保できる。体調不良で悩んでいる人、病気が治らなくて苦しんでいる人、心の病で悩んでいる人、しょっちゅう風邪を引いたり毎年インフルエンザに罹患したりする人は、是非この「病気にならない暮らし辞典」を読んでほしい。自分も既にこの本と同じ暮らしを15年以上実践していて、63歳過ぎても元気で健康このうえない状態である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA