誰が選んだこんな議員

方議員のとんでもない低レベルに驚くばかりである。セクハラ、パワハラ、モラハラ、マタハラは平気でするばかりか、まともに質問さえできない議員が多いという。ましてや、議会報告をしていない議員も多いし、正確な会計処理も出来ないから、収支報告書も適正に作れない議員が多いみたいである。なんとパソコン操作も殆ど出来ない議員もいるという。小学生だってネットで情報収集をする時代である。ネットで情報の検索も出来ないというのは、実に情けないことである。それなのに、政務調査費はしっかりと限度一杯に利用している。とんでもない地方議員がいるものである。

地方議員というのは、市町村の議員と県会議員である。町村の議員はかなり議員数が抑えられていることもあり、まともな議員だけかと思いきや、そうでもないらしい。なにしろ、自分の理念や信念など皆無に等しく、強い発言をする議員に追従したり、大きな派閥に入って利権のおこぼれに預かったりするような議員が多いという。寄らば大樹の陰と言われているが、政治に対する確かな価値観や哲学がまったくないらしい。そんな議員だらけなのだから、地方創生なんて実現する訳がない。

そんなとんでもない議員を生み出してしまったのは、我々市民である。地方になればなるほど、地域の代弁者という性格を地方議員が持つ。だから議員の政治姿勢や政治哲学なんてそっちのけで、自分たちの地域の利害を代表する議員を選ぶ傾向が強い。これは大きな地方都市でもあるし、県会議員だっていまだに存在する。だから、建設関連業者が必死になって応援するし、建設関連業者と癒着しやすいのである。自分たちの住む地域の公共施設などのインフラを整備してほしいと、議員に陳情する構図が出来上がるのである。地方のインフラ整備は、意見の強い議員や首長の胸先三寸で選択される傾向が強い。

国や県に働きかけて、補助金をもらって無駄な公共施設を作るとどうなるのか。確かにイニシャルコストは半分とか3分の2くらいで済む。しかし、箱物を作れば当然ランニングコストがかかるのである。地方市町村にこんな立派なモノは要らないだろうと思うような箱物が作られる。その箱物のメンテナンスコストや運営管理コストは、相当な金額になり財政を圧迫している。そもそも、そんな立派な箱物が必要だという根拠や必要性なんてないのである。周辺市町村が共同で作るか、もしくは大きな市に対して周辺の町村は運営管理の補助金を出せばよいのである。

このように無駄な税金の使い方に対して、市民は何も言えない。そもそも議会がチェック機能を持つべきなのである。予算・決算の承認は議会なのだから、本当に必要なものなのか、そしてランニングコストはどれだけ必要で財政上問題なのかというチェックが必要なのである。ところがチェック機能を発揮出来ない議員ばかりなので、こんなにも無駄な箱物が出来あがってしまうのであろう。議員が適正に議会を運営しているかどうかをチェックするのは、市町村民である。駄目な議員は次の選挙で辞めさせればいいし、そもそも選ばなければいいのである。

ところが市長村民が無知なものだから、議員のチェックがなおざりになってしまっているのである。市民オンブズマンという制度がある。中立性を持つ弁護士や大学教授などの学識経験者が、行政の在り方や予算執行が適正かについて審査して、無駄遣いをチェックする。議員の不正や怠慢に対しても、厳しく意見する。当然、政治と行政に緊張感を持たせ、襟を正させるという効果が現れる。しかし、一方では市民オンブズマンは特定の政治勢力と結びつく危険性があると反対派が主張する。確かに中立性が担保できるかどうかという問題は存在する。

とは言いながら、市民オンブズマンは各地で大きな成果を上げている。行政の無駄遣いを明らかにして、多額の県税を返還させた実績も多数ある。最近では北海道警察が多額の無駄遣いをして、利益を受けた管理職が自腹で返還したという事件が有名である。このように、中立性を保った市民オンブズマンが活躍して、議会と行政に対してチェック機能を果たせるのであれば、とんでもない議員は排除されるであろう。そもそも問題ある議員を選ばないように我々市民は、十分に候補の政治姿勢や人間性を吟味して選ばなければならない。さらには、市民オンブズマンを活用してチェック機能を果たしていきたものである。

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