味覚異常の危険性

味覚異常の人が増加しているという。それも、自分が味覚異常だと気付かずに普段通りの生活をしているから、益々悪化しているだけでなく、生活習慣病やガンなどの疾病になる危険性が高まっているらしい。確かに、どうしたって美味しくないファストフードやジャンクフードに依存性を持っているし、便利性の高い全国展開チェーン食堂の料理を美味しいというのだから味覚異常は重症である。このままでは、塩分の強いものを美味しいと感じる人は高血圧症になり、糖分や脂肪分の多い食事しか美味しいと感じない人がメタボや糖尿病になるのは当然である。

味覚異常はさらに深刻な疾病になるリスクを持つ。化学調味料や危険な食品添加物の入った加工食品や惣菜を好むし、そんな食べ物でないと美味しいと感じなくなっている。危険な化学薬品の食品添加物や殺菌剤を毎日摂り続けると、肝臓疾患だけでなく腎臓障害などを起こしやすくなるし、悪性腫瘍も発症するという。さらには、危険な重金属の体内蓄積を起こすので、アレルギー疾患を発症しやすくなるし、腸内環境を悪化して各種身体疾病だけでなく気分障害をも発症させる危険性を持つ。このように味覚異常は心身の健康被害を起こすのである。味覚異常は大きな危険を孕んでいるのである。

味覚異常の人は、家庭で作った薄味で丁寧に出汁を取り出して作った健康的な料理を、物足りなくて好まなくなってしまう。味覚異常の人間がこれ以上増えてしまうと、日本の伝統的食文化は崩壊してしまうであろう。折角、世界遺産として和食の文化が認められたのに、それが廃れてしまうというのは実に皮肉なものである。そして、和食の食文化の退廃は、味覚異常を益々増加させるだけでなく、子孫にも味覚異常を伝えて行ってしまうのである。世代間連鎖の味覚異常は、由々しき大問題である。

どうして味覚異常になるかというと、亜鉛の不足、薬品摂取による障害、無理なダイエット、食品添加物の多い食事、ストレスなどに原因があると言われている。亜鉛不足の最大の原因は、偏った食生活であろう。さらに農産物、特に野菜に含まれている亜鉛が極端に減少しているからに違いない。土壌が極端に痩せてしまっているからだと言われている。有機農業が衰退し、化学肥料に頼り過ぎた為であろう。亜鉛が豊富な緑茶を飲まなくなった影響と、緑茶に含有される亜鉛が少なくなったせいもあろう。味覚異常が偏った食生活をさらに助長しているから、益々味覚異常が重症化していると思われる。

偏った食事、ストレスフルな生活、無理なダイエットを改善して行かないと、味覚異常は治らない。亜鉛の豊富な食材を多用した食事を摂れば、味覚異常は改善されるかもしれない。しかし、野菜には亜鉛が不足している。亜鉛を野菜で摂るのは難しい。亜鉛が豊富なものがある。天然の山菜である。畑で栽培している山菜は亜鉛不足であるが、山から採れる天然の山菜には亜鉛が豊富に含有されている。亜鉛が特に多いのが、通称コゴミと呼ばれるクサソテツである。このコゴミという山菜はクセもなく美味である。食物繊維も豊富であり、ダイエット効果もあるし、腸内環境を改善する。

このコゴミという山菜は、山深くて残雪が多い所で立派なものが育つ。奥会津は特に立派なコゴミが出る。毎年、コゴミを採取しに奥会津に行っている。採れたコゴミをアレルギーの人に食べさせているが、アレルギー症状が治まるという。腸内環境が良くなる影響ではないかと思われる。更年期の人にコゴミを食べさせると症状が弱まる。亜鉛は性ホルモンを正常にするからであろう。他の山菜も沢山摂れるので、乾燥させて保存したり塩蔵したりする。これは、会津の知恵であり、素晴らしい食文化である。このように、山菜を豊富に摂れば味覚異常は改善するかもしれない。

偏った食生活を改善するには、長年の食習慣で溜まった毒素を排出するしかないと思われる。味覚異常は自然栽培の微量元素が豊富な野菜と玄米を、数週間に渡り摂取すると非常に良くなることが実証されている。数週間が無理ならば3日~4日でも効果がある。それまで、イライラしていた感情が治まると共に深い睡眠が取れるようになる。それに農業体験や自然体験で運動すると、デトックス効果はさらに高まる。味覚異常を治すには、グリーンツーリズムが最適である。味覚異常を感じている人、またはもしかして味覚異常ではないかと思っている方は,自然農業の農家民宿に宿泊滞在をしてはどうだろうか。

 

※イスキアの郷しらかわは、自然栽培のお米と野菜を沢山使った料理を提供しますから、微量元素が豊富に摂取できて味覚異常が改善します。また春から夏にかけては、亜鉛が豊富なコゴミを含めて山菜をたくさん提供します。味覚異常は勿論のこと、体調不良も驚くほど改善します。気分障害も改善することでしょう。是非、ご利用ください。申し込みと問い合わせは、下記の問い合わせフォームからお願いします。ご相談も承ります。

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