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メンタル休職者の方が研修を受講されました

2018.9.2更新

先週、メンタル不調による長期間の休職をされている方がイスキアにいらして、4泊5日の体験研修を受講されました。毎日おつらい日々を過ごされていて、起き上がることさえ出来ないような状況の中で、よく勇気を振り絞っていらしていただいたものだと感心します。ご自分でも、どうにかしなくてはならないと思われての行動だったのでしょうが、その行動力が残っていたのが奇跡のようです。

2年近くの休職期間、いろんなところに救いを求めたようです。生きていく気力も失せて、死んでしまってもよいと思えるような毎日だったそうです。いのちの電話にも数回相談したそうです。いのちの電話というのは、緊急避難的な救いの場として有効だとされています。ただし、この方はいのちの電話で相談させてもらい、一時的には気分が少しは回復させてもらったようですが、何度もしているということから、完全な回復には役立たなかったようです。

もう頼るところもないと思っていたところ、ネットの検索をしていて、佐藤初女さんと森のイスキアのことを知り、イスキアの郷しらかわのことをお知りになり、問い合わせフォームからコンタクトをしました。電話でご相談をされて、これなら何とかしてもらえると確信して、訪問されたようです。

イスキアにいらして、詳しい身の上などのご相談、各種研修、ビデオ鑑賞、農業体験などをされることで、徐々に元気を取り戻されました。内容等については個人情報に関わることなので、一切触れることはできませんが、お帰りになる時には随分と明るい笑顔を見せていらっしゃいました。メンタル不調による休職やひきこもりの方がイスキアをご利用することで、その状態からの離脱に効果があるということが、実際に証明されたと思われます。特に、農家民宿のオーナー吉田夫妻と舟木の3人で、当事者との「オープンダイアローグ」での対応が良かったように感じます。

「第2回オープン・ダイアローグを学ぶ会」を開催

2018.7.18更新

最新の精神医学や精神科領域の看護学において、もっとも注目されている心理療法のひとつであるオープンダイアローグ。その第二回目の研修会を7月17日に開催しました。フィンランドで発祥したこのオープン・ダイアローグという療法は、精神医学界では必要不可欠とされている薬物治療を使わずに精神疾患を完治させます。フィンランドでは、統合失調症の治療に用いられ、劇的な効果を上げています。その後、うつ病や双極性障害などの気分障害にも適用されて、やはり大きな効果を生み出しています。

日本に紹介されて、精神医学界や福祉施設でも取り入れられています。不登校とかひきこもりの方の社会復帰にもこのオープン・ダイアローグの手法が役立っています。日本でも大きな実績を上げ続けていて、機能不全家族へのサポートにも有効性を発揮しています。

今回の研修会には、現役の精神科医の先生とその補助者のセラピストの方も参加しました。このオープンダイアローグの手法が益々広がっていき、投薬治療をしなくても精神疾患が治癒するという実績をあげていけば、日本の精神医学におけるイノベーションが起きると確信しています。オープンダイアローグは地域共同体の人々の意識改革をもたらします。そういう意味では、コミュニティケアとしての役割を担っていると言えます。

この最新の理論で、精神疾患の完治にかなりの効果を発揮するこのオープンダイアローグを学びたいと思われる方は、イスキアの郷しらかわにおいでください。個別レクチャーもさせてもらいます。